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ISBN 978-4-924728-80-6 C 3050


◇◆テクノシステムの最新刊◆◇


数値解析と表面分析による
トライボロジーの解明と制御

Elucidation and Control of Tribology by Numerical Simulation and Surface Analysis



−トライボロジー特性向上のために役立つ実用書です! −

 
  ◆トライボロジー現象の基礎メカニズムを整理  
  ◆複雑な現象の解明に活用が期待される、最新の数値シミュレーション技術と表面分析技術を解説  
  ◆トライボロジー要素技術における適用例を紹介


最新の数値解析技術・表面分析技術を駆使した摩擦界面,トライボロジー現象の解明と制御,各種分野での適用事例!

数値解析と表面分析によるトライボロジーの解明と制御

 

  ●監 修  
    佐々木 信也
      東京理科大学 工学部 機械工学科 教授
      工学博士


 ●執筆者
  142名  編集委員/執筆者一覧
 ●発 刊  2018年 3月 20日

 ●体 裁  B5判 二段組上製本 1192頁
 ●価 格  48,000円(+税)

        国内送料弊社負担
 ●ISBN 978-4-924728-80-6
       C3050
 ●発 行  
株式会社テクノシステム

   □ 印刷用パンフレット(PDF)
   □ 執筆者・目次全データ

 

発刊にあたって より抜粋


 トライボロジー(Tribology)とは,摩擦・摩耗・潤滑の科学を扱う学術領域である。そもそも“Tribology”とは,“擦る”を意味するギリシャ語“tribos”と,学問を意味する“ology”とをつなぎ合わせてつくられた造語である。

 工学的観点から捉えた場合,トライボロジーの制御対象は,@摩擦の制御,A摩耗の制御,Bエミッションの制御の三つに大別される。

 ものづくりの現場では,機械の設計に始まり,部品の生産や組み立て,機械システムの運転やメンテナンス,そしてそれら製品のリサイクルに至るまで,あらゆるところにトライボロジーは深く関与している。
 また,最近では,機械システムの省エネルギー化や地球環境への負荷低減こそが製品の付加価値を大いに高めるとして,トライボロジーは直接的かつ即効性をもって貢献できる技術としてその重要性が増している。トライボロジー現象は,対象とする機械要素や機械システム,また,その摺動条件などによって様々な挙動を示す。
 このような複雑なトライボロジー現象を制御し,特性向上を図るためには,まず現象を理解した上で,適切な対策をとることが必要になる。 このことは,故障対策や性能改善においても同様である。
 このような背景のもと,複数の因子が複雑に関与するトライボロジー現象を,数値解析により個々の因子の影響度合を明らかにし,高度な表面分析技術を駆使することにより摩擦界面で起こる現象を高感度かつ高精度で捉えようとする試みが,ものづくり現場でも本格化しつつある。

 そこで本書では,トライボロジー現象の基礎メカニズムを整理した上で,複雑な現象の解明に活用が期待される最新の数値解析技術と表面分析技術を解説するとともに,トライボロジーの各要素技術における適用例を紹介することにした。トライボロジーに係る皆様にとって,本書が実りあるインスピレーション創出の源になることを願っている。

東京理科大学  佐々木 信也  

 主な目次 

(詳細目次は各タイトルをクリックするとご覧いただけます)

◆第1章 摩擦

 第1節 摩擦の基礎
 第2節 摩擦のメカニズム
 第3節 摩擦研究の動向
 第4節 摩擦の制御


◆第2章 摩耗

 第1節 摩耗の基礎
 第2節 摩耗のメカニズム
 第3節 摩耗研究の動向
 第4節 摩耗の抑制


◆第3章 潤滑

 第1節 潤滑の基礎
 第2節 潤滑のメカニズム
 第3節 潤滑研究の動向および潤滑の制御


◆第4章 摺動材料

 第1節 トライボマテリアル
 第2節 金属材料
 第3節 高分子材料
 第4節 ソフト&レジリエント材料
 第5節 セラミックス材料
 第6節 硬質薄膜
 第7節 無電解ニッケルめっき
 第8節 非晶質炭素膜
 第9節 バイオマテリアル
 第10節 表面改質
 第11節 金属3Dプリンタ


◆第5章 潤滑剤

 第1節 潤滑剤
 第2節 自動車用エンジン油
 第3節 駆動系潤滑油
 第4節 油圧作動油
 第5節 冷凍機油
 第6節 切削油剤
 第7節 塑性加工用潤滑剤
 第8節 グリース
 第9節 植物油
 第10節 イオン液体
 第11節 添加剤
 第12節 有機モリブデン化合物
 第13節 ZnDTP
 第14節 無灰系摩擦調整剤
 第15節 固体潤滑材料(固体被膜潤滑剤)

◆第6章 数値解析

 第1節 トライボロジーにおける数値解析
 第2節 流体潤滑における数値解析研究の動向
 第3節 有限要素法による接触解析
 第4節 マルチボディダイナミクスと接触解析
 第5節 数値流体力学を用いた解析
 第6節 分子膜流動のシミュレーション
 第7節 ナノスケール超潤滑・剥離の
      シミュレーション

 第8節 第一原理分子動力学法
 第9節 トライボ界面におけるエネルギー散逸
 第10節 非線形熱弾性流体潤滑解析
 第11節 摩耗のシミュレーション
 第12節 トライボシミュレータの開発
 第13節 機械学習(データマイニング)の
       トライボロジーへの応用
 第14節 1DCAE


◆第7章 各種機械要素

 第1節 転がり軸受
 第2節 すべり軸受
 第3節 歯車
 第4節 ベルト伝達
 第5節 シール
 第6節 工具
 第7節 ボルト・ナット


◆第8章 各種トライボロジー分野における
      解析と制御

 第1節 自動車
 第2節 産業機械・社会インフラ
 第3節 情報機器
 第4節 航空・宇宙
 第5節 鉄道
 第6節 生体・医療


◆第9章 トライボロジー特性評価

 第1節 摩擦・摩耗特性の評価
 第2節 試験装置


◆第10章 表面分析

 第1節 トライボ表面の計測・分析技術
 第2節 各種表面分析手法
 第3節 分析事例


索引