ホームページへ書籍一覧へ

 

材料表面の親水・親油の評価と制御設計

Information for Consultants in Colloid and Surface Science

第1章 微粒子分析法
第1節 粒子の定義
(河野 誠)
 1. 粒子分析の糸口を考える
 2. 粒子の定義
  2.1 粒子のサイズによる分類
  2.2 粒子を区別するには
  2.3 粒子固有の物理現象について考える
第2節 粒子分析に必要な物理化学の基礎
(河野 誠)
 1. 粒子の諸現象を熱力学で考える
 2. 熱力学第二法則
 3. ギブスの自由エネルギーについて
 4. 分子間相互作用
 5. 静電的な現象
 6. 分散力・瞬間的な分極現象
 7. 距離に依存する力と系全体に働くエネルギー
 8. 凝集・沈殿が生じる現象−化学平衡と自由エネルギー−
 9. 分子や粒子の結合による安定化について
 10. 液液界面での粒子の安定性
 11. 界面自由エネルギー
第3節 粒子の界面の分析  
(河野 誠)
 1. 粒子表面と電気二重層
 2. ゼータ(ζ)電位
    (1) κ a≪1
    (2) κ a≫1
 3. 電解質溶液での粒子間相互作用−DLVO理論−
 4. 粒子表面のゆらぎ
 5. 粒子表面分子と溶媒吸着層の動的な挙動
 6. 吸着等温線
    (1) ヘンリー型
    (2) ラングミュア型
    (3) BET型
 7. 液体中での粒子の熱力学的挙動−ブラウン運動−
第4節 粒子分析に必要な“分析化学”の基礎知識      
(河野 誠)

 1. “精度”と“確度”の違い
 2. “分かる”と“分ける” −検出と分離−
 3. 分光分析の基礎−Jablonski diagramの理解−
 4. 光を使った分析法−吸収と発光−
 5. 紫外可視吸収スペクトル
 6. 蛍光測定と蛍光スペクトル
 7. 光を使った分析法−赤外分光法とラマン分光法−
 8. 有機物の分析法−質量分析法−
 9. 金属の分析法−誘導結合プラズマ発光・質量分析法−
 10. 金属の分析法−X線を使った分析−

第5節 粒子の分析法概論
(河野 誠)
 1. 粒子の大きさの求め方
 2. 粒子径の考え方
 3. 光学顕微鏡での粒子像観察
 4. 走査型電子顕微鏡(SEM)・透過型電子顕微鏡(TEM)での粒子評価
 5. 原子間力顕微鏡(AFM)での粒子形状評価
 6. 動的光散乱法による粒子径測定法
 7. 重力沈降による粒子径測定法
 8. 粒子トラッキング法による粒子径測定法
 9. コールター法による粒子径測定法
 10. Field Flow Fractionation(FFF)による粒子径評価法
 11. レーザー回折法による粒子径測定法
 12. ナノメジャーRによる粒子径測定法

第2章 電気泳動による分析技術
第1節 マイクロチップ電気泳動
(末吉 健志)
 1. マイクロ化学チップとマイクロチップ電気泳動
 2. マイクロチップ電気泳動の特徴
  2.1 マイクロチップ電気泳動における試料導入法
  2.2 微細加工技術の応用
  2.3 全流路観察による分析過程の測定
  2.4 他の化学操作との結合
 3. マイクロチップ電気泳動における分散系の利用
 4. マイクロチップ電気泳動による分散系の測定
 5. 結言
第2節 柔らかい粒子の電気泳動
(牧野 公子,大島 広行)

 1. 柔らかい粒子と剛体粒子
 2. 電気泳動の仕組み
 3. ヒュッケルの式
 4. 帯電粒子周囲の拡散電気二重層
 5. スモルコフスキーの式
 6. ヘンリーの式
 7. 緩和効果
 8. 柔らかい粒子周囲の電位分布
 9. 柔らかい粒子の電気泳動
 10. 実験値との比較

第3節 二次元電気泳動  
 (大石 正道)

 1. 二次元電気泳動とは何か?
  1.1 二次元電気泳動の概念
  1.2 一次元目等電点電気泳動法(IEF)の原理
  1.3 二次元目SDS-PAGE法の原理
 2. O’ Farrellの二次元電気泳動
 3. 固定化pH勾配ゲルを一次元目に用いた二次元電気泳動(イモビライン法)
 4. 一次元目にアガロースゲルを用いた二次元電気泳動法(アガロース2-DE法)
 5. 蛍光標識二次元ディファレンスゲル電気泳動法(2D-DIGE法)
 6. 二次元電気泳動法と質量分析法との組み合わせによるプロテオーム解析
 7. 二次元電気泳動法の将来

第4節 キャピラリー電気泳動 
(梶原 英之)
 1. キャピラリー電気泳動の応用展開
 2. キャピラリー電気泳動と質量分析装置のオンライン化
 3. 微生物のCE-MS分析
 4. 植物組織のCE-MS分析
 5. 動物およびヒト組織のCE-MS分析
 6. 展望
第5節 野菜および茶成分の分析    
(堀江 秀樹)
 1. キャピラリー電気泳動法の農産物の味評価への応用
 2. 野菜の有機酸,アミノ酸,糖の同時分析
 3. 茶成分の分析
第6節 インゲルキナーゼ・ホスファターゼアッセイ法
(石田 敦彦,亀下 勇)
 1. 電気泳動とインゲルアッセイ法
 2. インゲルキナーゼアッセイ法
  2.1 インゲルキナーゼアッセイ法の概略と原理
  2.2 インゲルキナーゼアッセイ法の実際
  2.3 インゲルキナーゼアッセイ法の特徴
  2.4 合成ペプチドを利用したインゲルキナーゼアッセイ法とその応用
 3. インゲルホスファターゼアッセイ法
 4. まとめと今後の展望
第7節 翻訳後修飾タンパク質の電気泳動  
(木村 弥生)
 1. タンパク質の翻訳後修飾
  1.1 N末端修飾
  1.2 プロセシング
  1.3 リン酸化
  1.4 酸化修飾
  1.5 その他の修飾
 2. 質量分析装置による翻訳後修飾タンパク質の解析
 3. 電気泳動による翻訳後修飾タンパク質の解析
  3.1 二次元電気泳動
   3.1.1 翻訳後修飾状態を調べるための試料調製法
   3.1.2 電気泳動で分離したタンパク質の翻訳後修飾状態を確認する方法
    (1) 翻訳後修飾タンパク質を特異的に染色する試薬
    (2) 翻訳後修飾基を特異的に認識する抗体
    (3) 翻訳後修飾基を標識する方法
  3.2 対角線電気泳動
  3.3 アフィニティー電気泳動
   3.3.1 Phos-tag親和性電気泳動
   3.3.2 レクチン親和性電気泳動
 4. まとめ
第8節 古くて新しい電気泳動法−尿タンパク質分析におけるセア膜電気泳動法の活用  
(中山 ハウリー 亜紀, 坂爪 実 , 芝 紀代子, 飯島 史朗))
 1. 研究・検査対象としての尿
 2. セルロースアセテート膜電気泳動法
 3. 尿タンパク分析への応用
 4. 尿タンパク分画法の臨床応用例
 5. セア膜電気泳動法におけるタンパク質同定法(従来法)
 6. セア膜電気泳動法を起点としたプロテオーム解析
  6.1 薬剤性尿細管間質性腎症で認められた特有の移動度のバンド
  6.2 IgA腎症患者尿の多様な分画パターン
 7. セア膜電気泳動から得られる情報を最大限に生かす
第9節 顕微鏡泳動法によるコロイド会合体の荷電解析
(富田 友紀,豊玉 彰子,奥薗 透,山中 淳平)
 1. 荷電コロイドの会合
 2. イオン性界面活性剤の添加による粒子の電荷数制御
 3. ゼータ電位および電荷数の評価
 4. 会合体の形成

第3章 電気泳動技術に関連した新材料・新技術
第1節 生体を制御するエレクトロベクトルマテリアル   
(山下 仁大)
 1. 生体内の界面現象とベクトル効果
 2. エレクトロベクトルマテリアル
 3. 界面物性評価
  3.1 表面電荷評価
  3.2 表面電場評価
  3.3 表面自由エネルギー
 4. バイオメディカル制御
  4.1 細胞挙動の制御
  4.2 生体骨・歯の再建
  4.3 生体軟組織の制御と再生
第2節 先端バイオセラミックコーティングの材料化学的評価   
(山下 仁大)
 1. 先端バイオセラミックコーティング
 2. バイオセラミックコーティングと評価各論
  2.1 アパタイト系コーティング
   2.1.1 プラズマ溶射法
   2.1.2 バイオミメティック法
   2.1.3 スパッタリング法
   2.1.4 電着法
   2.1.5 ゾル−ゲル/ディッピング法
   2.1.6 電気泳動法
  2.2 マイクロアーク酸化によるチタニアコーティング
第3節 コロイド粒子の電気泳動現象を利用したセラミックス成形プロセス    
(打越 哲郎)
 1. コロイドプロセスと電気泳動堆積
 2. EPDプロセスの動力学
 3. EPDプロセスにおける粒子固化機構
 4. 非導電性基材へのEPD
 5. 変調電場EPD
 6. 強磁場EPDプロセス
 7. おわりに
第4節 電気泳動特性をもつ非イオン性ポリ系新素材    
(高須 昭則)

 1. 研究の背景
 2. 生体活性ガラス(バイオガラス 45S5)のスマートコーティング
 3. 光触媒(TiO2)のスマートコーティング
 4. ポリ(エステル−スルホン)ゲルの電気泳動堆積
 5. スルホニル基を有するポリ(2−オキサゾリン)の設計と生体活性ガラス
   (バイオガラス 45S5)のスマートコーティ ング
 6. 電気泳動する非イオン性ポリメタクリレートの設計と透明なEPDコーティング
 7. 結言

第5節 蛍光二次元電気泳動を用いたがんのバイオマーカー開発 
 (近藤 格)

 1. がんのバイオマーカー
 2. プロテオーム解析とバイオマーカー開発
 3. 蛍光二次元電気泳動法(two-dimensional difference gel electrophoresis:2D-DIGE)
 4. 2D-DIGEを用いたがんのバイオマーカー開発
 5. がんバイオマーカー開発における2D-DIGEの展望

第6節 タンパク質検出用蛍光分析試薬の開発とハイスループット検出法への応用   
(鈴木 祥夫)

 1. 研究の背景
 2. 化合物1を利用したタンパク質検出方法
 3. 化合物2を利用したタンパク質検出方法

第7節 電気泳動における材料プロセッシング 
(金村 聖志)
 1. 電気泳動法を用いた燃料電池用膜・電極接合体の作製
 2. 電気泳動法を用いたマイクロ電池の作製
 3. その他
 4. まとめ
第8節 固体酸化物形燃料電池−分散系の応用−   
(板垣 吉晃,八尋 秀典)
 1. 固体酸化物形燃料電池(SOFC)
 2. 固体酸化物形燃料電池の課題
 3. セラミック分散系を用いた固体酸化物形燃料電池の作製
  3.1 電気泳動堆積法(Electrophoretic Deposition:EPD法)
  3.2 固体電解質薄膜
  3.3 電極膜の構造制御
  3.4 積層型電極の形成
  3.5 EPD法による金属網への堆積
  3.6 燃料極におけるEPD膜の炭素析出抑制効果
第9節 潤滑油
(佐々木 信也)
 1. 潤滑油
 2. 潤滑油の分析
  2.1 潤滑油性状の評価
  2.2 潤滑油の組成分析
  2.3 潤滑性能の評価
  2.4 潤滑性能評価装置
  2.5 潤滑表面の分析
 3. 潤滑油の分析の注意点

第4章 分散粒子の特性
第1節 高濃度コロイド粒子の評価技術    
(末吉 俊信)

 1. コロイド粒子の構造とゼータ電位
 2. 高濃度コロイド粒子の市場と品質評価の重要性
 3. コロイドの希釈に伴うゼータ電位への影響
 4. 高濃度コロイド粒子のゼータ電位および粒度分布の測定技術
  4.1 電気音響法
   4.1.1 測定原理
   4.1.2 電気二重層変形理論
  4.2 超音波減衰法
   4.2.1 超音波減衰法の測定原理
   4.2.2 超音波減衰法の解析法
  4.3 粒子サイズ測定の相補的機能の活用
   4.3.1 電気音響法の利点
   4.3.2 超音波減衰法の利点
  4.4 測定事例
 5. おわりに

第2節 実用コロイドの製造過程における諸課題と対策    
(末吉 俊信)
 1. コロイド用微粒子のキャラクタリゼーション
 2. サスペンションの製造過程と材料間の相互作用
 3. 高濃度コロイド粒子の溶解
第3節 電気泳動法によるゼータ電位の測定  
(石井 淑夫)
 1. ZEECOMデータ電位計の概要
 2. 観察光学系
 3. 研究対象である分散系
 4. 粒子分散系(S/L,G/L)の安定性
 5. 免疫検査法の改善研究
第4節 電気泳動光散乱測定  
 (中村 彰一)

 1. 電気泳動光散乱法によるゼータ電位測定
  1.1 ゼータ電位とは
  1.2 ゼータ電位の利用方法
  1.3 電気泳動法
  1.4 電気泳動光散乱法の原理
  1.5 電気泳動光散乱測定装置の概要
  1.6 粒子の電気泳動と電気浸透流
 2. ゼータ電位測定技術
  2.1 サンプル調製時の注意点
  2.2 水系サンプル測定時の注意点
  2.3 有機溶媒系サンプル測定時の注意点
       (低誘電率溶媒を主として)
  2.4 平板サンプル測定時の注意点
 3. 各種試料のゼータ電位測定とその評価
  3.1 水分散系粒子
   3.1.1 ゼータ電位標準物質
   3.1.2 無機酸化物のpHタイトレーション
   3.1.3 無機酸化物への分散剤添加効果
   3.1.4 タンパク質のpHタイトレーション
   3.1.5 塩添加によるゼータ電位の変化
   3.1.6 固い粒子と柔らかい粒子
   3.1.7 高分子電解質の素抜け挙動
  3.2 有機溶媒分散系粒子
   3.2.1 無機酸化物
  3.3 固体表面
   3.3.1 ガラス表面への界面活性剤吸着の影響
   3.3.2 シリコンウエハ表面のpHタイトレーション
   3.3.3 交互積層膜の評価
   3.3.4 布,糸の表面ゼータ電位
 4. ゼータ電位測定法のISO規格
 5. おわりに

第5節 磁化率による粒子評価   
(河野 誠)
 1. 世界初の磁場を使った新しい粒子分析法
 2. 磁化率測定の原理
  2.1 磁化率とは
  2.2 体積磁化率の加成性
  2.3 磁気泳動
 3. 粒子界面の状態を評価
  3.1 体積磁化率による粒子濡れ性評価
  3.2 体積磁化率による細孔体積評価
  3.3 表面積の測定
  3.4 表面修飾量の測定
  3.5 表面修飾における官能基の違いを評価
 4. 体積磁化率による粒子評価の実例
  4.1 体積磁化率による液滴の評価
  4.2 体積磁化率による細胞の評価
  4.3 分散剤の安定性評価−生クリームを例として−
  4.4 磁性体の評価−ファンデーションを例として−
 5. クロマトグラフィー分離機構の解明
  5.1 クロマトグラフィーと粒子界面の科学
  5.2 磁化率を用いた粒子評価法の活用方法
 6. まとめ
第6節 気泡の応用〜電界誘起気泡メスについて〜  
(山西 陽子)
 1. マイクロデバイスの開発
 2. 電界誘起気泡メス
 3. 細胞加工と機能性界面への応用
 4. 気泡によるインジェクション技術
  4.1 遺伝子導入技術の背景
  4.2 気泡による試薬インジェクション技術について
  4.3 気泡界面における試薬輸送の評価について
 5. おわりに

第5章 界面自由エネルギーから運動エネルギーへの変換
第1節 濡れ性の変化により基板上を自己駆動する液滴
(住野 豊)
 1. 拘束条件としての接触角
 2. 濡れ性の勾配により運動する液滴
 3. 自己駆動液滴系
  3.1 反復的に自己駆動する油滴の運動機構
  3.2 自己駆動の開始−数理モデルでの議論
  3.3 油滴の回転運動
  3.4 油滴運動方向の制御
 4. まとめ 
第2節 表面張力差に駆動される固体の運動     
(末松 J. 信彦)
 1. 水面を動き回る固体粒〜現象論的説明
 2. 運動のメカニズム〜数理モデル
 3. 数理モデルの検証と物理定数の測定
  3.1 供給速度と昇華・溶解速度
  3.2 拡散
  3.3 摩擦抵抗
  3.4 駆動力(表面張力差)
  3.5 数理モデルの解析
 4. まとめ 
第3節 マランゴニ効果による液滴の自発運動    
(永井 健)
 1. 界面張力の非一様性による物質移動
 2. マランゴニ効果による液滴の自発運動
 3. 液滴の自発運動の発生メカニズム
 4. まとめ
第4節 マランゴニ効果におけるエントロピー生成
(伴 貴彦)
 1. マランゴニ効果(Marangoni Effect)
 2. マランゴニ効果の流体力学
  2.1 マランゴニ効果の線形安定解析
 3. マランゴニ効果の熱力学
  3.1 エントロピー生成速度最大原理
  3.2 界面攪乱のエントロピー生成
  3.3 液滴振動のエントロピー生成
第5節 化学反応を用いて水中で自発運動を行う白金触媒粒子   
(山本 大吾)
 1. 様々な推進機構で運動する微小モーター
 2. 触媒型微小モーター
 3. 反応溶液中の白金触媒粒子の運動
  3.1 過酸化水素水中の白金触媒粒子
  3.2 有機物を含む水溶液中の白金触媒粒子の運動
  3.3 白金触媒粒子の運動メカニズム
  3.4 白金粒子凝集体の二次元形状と運動モードの関係
 4. 触媒型微小モーターの工学的な意味付け
第6節 静電位によって駆動される微小水滴      
(栗村 朋,市川 正敏,瀧ノ上 正浩)
 1. ミクロな世界の物体操作
 2. 類似の系についての紹介
 3. 油中水滴の作製と観察
 4. 対面針電極間における油中水滴の往復振動運動
 5. 対角線上電極間における水滴の回転運動
 6. 電圧ノイズに対する水滴の応答
 7. 数理モデル
 8. まとめ
第7節 温度勾配が駆動する粒子の運動〜Ludwig-Soret effect〜    
(義永 那津人)
 1. Ludwig-Soret効果
 2. 熱泳動の応用
 3. 泳動現象の機構
 4. Soret係数の計算
 5. 溶液でのSoret係数
 6. まとめ
第8節 振動場における物体の運動   
(久保 善嗣,稲垣 紫緒)
 1. 背景
 2. 実験
 3. 数値計算
 4. 指向的な運動モードの安定性解析
 5. まとめ
第9節 表面波に駆動された液滴   
(江端 宏之)
 1. パターン形成と運動
 2. ファラデー波
 3. 実験条件
 4. ファラデー波による液滴の変形
 5. 液滴の運動と流れ場
 6. 自発的対称性の破れと運動
 7. ファラデー波による液滴の変形と運動のまとめ
 8. 液滴の運動の相図
 9. まとめ
  A 補遺:ファラデー波の線形安定性解析
  B 補遺:ファラデー波の放射圧

第6章 界面を形成する分子の特性表示
第1節 分子の親水性,疎水性    
(福山 紅陽)
 1. 水と油
 2. 分子間力
  2.1 クーロン相互作用(クーロン力)
  2.2 イオン化エネルギー
  2.3 電子親和力
  2.4 電気陰性度
  2.5 極性分子と無極性分子
  2.6 分極と双極子
  2.7 分子間相互作用
   2.7.1 イオン間相互作用
   2.7.2 イオン−双極子相互作用
   2.7.3 双極子−双極子相互作用(配向力)
   2.7.4 双極子−誘起双極子相互作用(誘起力)
   2.7.5 瞬間双極子−瞬間双極子相互作用(分散力)
   2.7.6 水素結合
 3. 水の性質
  3.1 分子構造
  3.2 分子間力
  3.3 水和
  3.4 疎水効果
 4. 親水性と疎水性
第2節 表面自由エネルギー成分   
(福山 紅陽)
 1. 表面特性と表面自由エネルギー成分
 2. 濡れ性と接触角
 3. 表面張力
  3.1 表面張力
  3.2 表面自由エネルギー
  3.3 固体の表面張力
  3.4 界面張力
 4. 接触角と表面張力との関係
 5. 分散性と濡れ性との関係
 6. 表面自由エネルギーの成分分け
  6.1 分子間力に基づく成分分けの概念
  6.2 Fowkesの理論と検証
 7. Young-Dupreの式
  7.1 界面における分離と付着仕事
  7.2 Dupreの式
  7.3 Young-Dupreの式
 8. 表面自由エネルギー成分分けの各種理論
  8.1 Kaelble,Owens,北崎の理論
  8.2 Wuの理論
  8.3 酸−塩基理論
 9. 界面における相互作用
  9.1 濡れ性
  9.2 付着仕事,接着強度
 10. 固体の表面自由エネルギー成分の解析方法
 11. 表面自由エネルギー解析に関する注意点
  11.1 解析理論の選択
  11.2 表面自由エネルギーの成分数
  11.3 プローブ液体の組み合わせの影響
  11.4 プローブ液体のエネルギー値
  11.5 液体の濡れ広がり
第3節 分散系における界面活性剤による物質/物質間の
       相溶性の指標値と処方設計への応用
 
 (堀内 照夫)
 1. 界面活性剤水溶液の物理化学的性質
  1.1 界面活性剤の分類とその性質
   1.1.1 アニオン界面活性剤
   1.1.2 カチオン界面活性剤
   1.1.3 非イオン界面活性剤
   1.1.4 両性界面活性剤
  1.2 界面活性剤の構造要因と機能・性質
  1.3 界面活性剤の溶解挙動
  1.4 クラフト点
  1.5 曇点
  1.6 ミセル形成およびその作用要因
   1.6.1 ミセル形成
   1.6.2 ミセル形成に対する作用要因
    (1) アルキル鎖長および官能基の影響
    (2) 電解質の影響
  1.7 吸着
 2. 界面活性剤の分子集合体
 3. 界面活性剤の高次構造
第4節 HLB方式−乳化剤の選択を中心として−  
 (堀内 照夫)
 1. 乳化の基礎
  1.1 乳化の定義および乳化製剤の特徴
  1.2 乳化における乳化剤の役割
  1.3 乳化方式
   1.3.1 物理化学的乳化法
    (1) 転相乳化法
    (2) D相乳化法
    (3) 転相温度乳化法
    (4) ゲル乳化法
    (5) 液晶乳化法
   1.3.2 物理的(機械的)乳化法
    (1) 乳化機の種類と特徴
    (2) SPG膜乳化方式
    (3) 電気毛管現象による乳化方式
  1.4 エマルションの安定性評価法
   1.4.1 エマルションの破壊過程
   1.4.2 エマルション製剤の安定性評価の加速試験法
 2. HLB方式による乳化剤の選定法
  2.1 乳化剤の指標値−HLB値
  2.2 HLB値と水に対する溶解性および主機能
  2.3 HLB方式による乳化剤の選択法
   2.3.1 油相の所要HLB値の決定
   2.3.2 混合油性基剤の所要HLB値の算出法
     [例題 1]
     [例題 2]
   2.3.3 乳化剤および混合乳化剤のHLB値の算出法
     [例題 3]
     [例題 4]
   2.3.4 乳化剤の最適化
   2.3.5 その他のHLB値の算出式
   2.3.6 HLB値に対する温度の影響
   2.3.7 HLB値の応用事例
    (1) 顔料の分散
    (2) 乳化剤のHLB値と皮膚刺激性
  2.4 三次元HLB(3D-HLB)方式
第5節 有機概念図法によるHLB値の推定    
(堀内 照夫)
 1. 有機概念図法の重要性
 2. 有機概念図法
 3. 無機性基表による有機化合物の特性値の計算
 4. 有機概念図法による両親媒性化合物(界面活性剤)のHLB値の算出法
 5. 有機概念図法の応用事例
  5.1 キラヤサポニンの泡物性に対するポリオールの化学構造の影響
第6節 溶解度パラメータを用いた界面活性剤のHLB値の算出法    
(堀内 照夫)
 1. 溶解度パラメータの重要性
 2. 溶解度パラメータの定義
 3. 溶解度パラメータの応用事例
  3.1 油性成分間の相溶性
  3.2 紫外線吸収剤の溶解性
  3.3 金属石けんの非水溶媒中での溶存状態
  3.4 香料成分の溶解度パラメータとエマルション液滴の安定性
 4. 溶解度パラメータの計算
     [計算例I]
     [計算例II]
 5. 無機粒子の分散性と溶解度パラメータ
 6. 溶解度パラメータとHLB値
 7. おわりに
 [付録] 主な化粧品原料の溶解度パラメータ資料
第7節 TLCを用いた界面活性剤の評価法    
(山下 裕司)
 1. 薄層クロマトグラフィー(TLC)の必要性
 2. HLB値の測定法および計算法
 3. 薄層クロマトグラフィー(TLC)を用いた界面活性剤の新規評価法
 4. POE系界面活性剤のTLC評価
 5. ポリグリセリン系界面活性剤のTLC評価
 6. おわりに
第8節 親水性水和と疎水性水和    
(上平 恒))
 1. 溶質の水和挙動
 2. 親水性水和
  2.1 イオンの水和
  2.2 親水基の水和
 3. 疎水性水和,分子の形と大きさの影響
第9節 最近の水界面現象研究の概略    
(上平 恒)
 1. 水の界面現象
 2. 水の表面現象
  2.1 表面現象に及ぼす塩類の影響
  2.2 界面現象とnDHNとの関係
 3. 疎水面/水の界面

第7章 クロマトグラフィー
第1節 粉体中の液体浸透速度の解析   
 (塩村 直人)
 1. 粉体の濡れ性評価手法
 2. 粉体の浸透速度測定と接触角算出の原理
 3. 評価事例
 4. 浸透速度再現性向上のポイント
  4.1 粉体充?状態の均一性
  4.2 カラム壁面の濡れの抑制
  4.3 接液部ろ紙の濡れ性
  4.4 粉体充填高さの適正化
 5. 接触角の算出
 6. おわりに
第2節 高速液体クロマトグラフィー    
(三上 博久)
 1. クロマトグラフィーと高速液体クロマトグラフィー
  1.1 クロマトグラフィーとは
  1.2 高速液体クロマトグラフィーとは
 2. HPLCの基本原理
 3. HPLCで用いる基本パラメータ
  3.1 基本パラメータの定義と意味
   3.1.1 クロマトグラムから得られる情報
    (1) 保持時間(retention time:tR
    (2) ホールドアップタイム(holdup time:t0
    (3) ピーク面積(peak area:A
    (4) ピーク高さ(peak height:h
   3.1.2 保持係数(retention factor:k
   3.1.3 理論段数(theoretical plate number:N
   3.1.4 理論段相当高さ(height equivalent to a theoretical plate:HETP,H
   3.1.5 分離度(resolution:R またはRs)
   3.1.6 分離係数(separation factor:α)
   3.1.7 シンメトリー係数(symmetry factor:S
  3.2 基本パラメータと分離の最適化
 4. HPLCの分離機構
  4.1 吸着クロマトグラフィー(adsorption chromatography)
  4.2 分配クロマトグラフィー(partition chromatography)
  4.3 イオン交換クロマトグラフィー(ion exchange chromatography)
  4.4 サイズ排除クロマトグラフィー(size exclusion chromatography:SEC)
  4.5 その他の分離機構
 5. HPLC装置
  5.1 送液ポンプ
  5.2 脱気装置
  5.3 試料注入装置
  5.4 カラム
  5.5 カラムオーブン
  5.6 検出器
   5.6.1 吸光光度検出器
   5.6.2 蛍光検出器
   5.6.3 示差屈折率検出器
   5.6.4 蒸発光散乱検出器
   5.6.5 電気化学検出器
   5.6.6 電気伝導度検出器
  5.7 データ処理装置
第3節 薄層クロマトグラフィー    
(深澤 三惠子)
 1. 薄層クロマトグラフィー(TLC)の概要
 2. TLCの原理
 3. TLCの特長
    (1) 多検体を迅速に分離可能
    (2) 高価な機器や高度な技術が不要
    (3) 汎用性の広さ
    (4) 測定試料の精製や前処理が不要
    (5) 分析結果の理解のしやすさ
 4. TLC実験に影響を与える要因と実験条件の決定方法
  4.1 固相(担体)の種類・特長とプレートの選択方法
    (1) 担体の種類
    (2) 蛍光指示薬の有無
    (3) 支持体の材質
    (4) TLCプレートの活性化
    (5) TLCプレートの前洗浄
  4.2 液相(展開溶媒)について
   4.2.1 展開溶媒に求められる事項
   4.2.2 溶媒の特性と分類
    (1) 溶出力
    (2) 選択性
   4.2.3 展開溶媒の決定方法
  4.3 気相(展開槽内の雰囲気)
 5. 検出方法
    (1) UV 照射による検出
    (2) 呈色反応
    (3) 誘導体化による検出
第4節 ガスクロマトグラフィー  
 (滝埜 昌彦)
 1. ガスクロマトグラフィー
  1.1 注入口
   1.1.1 スプリット注入法
   1.1.2 スプリットレス注入法
   1.1.3 コールドオンカラム注入法
   1.1.4 昇温気化型注入口(Programable Temperature Vaporizer:PTV)
         による様々な注入法
    (1) ホットスプリット/スプリットレス注入法
    (2) コールドスプリット/スプリットレス注入法
    (3) 溶媒ベント大量注入法
  1.2 検出器
   1.2.1 水素炎イオン検出器(Flame Ionization Detector:FID)
   1.2.2 熱伝導度検出器(Thermal Conductivity Detector:TCD)
   1.2.3 フレーム熱イオン化検出器(Flame Thermionic Detector: FTD)
   1.2.4 炎光光度検出器(Flame Photometric Detector: FPD)
   1.2.5 電子捕獲型検出器(Electron Capture Detector: ECD)
   1.2.6 化学発光検出器(Chemiluminecence Detector:CLD)
   1.2.7 パルス放電光イオン化検出器(Pulsed Discharged Helium Ionization
         Detector:PDHID)
第5節 ガスクロマトグラフィータンデム質量分析法  
(笠松 隆志)
 1. タンデム質量分析法
 2. ガスクロマトグラフィータンデム質量分析の構成
 3. 衝突誘起解離
 4. MS/MSで使用される用語と動作
 5. MS/MSの動作モード
  5.1 プロダクトイオンスキャン
  5.2 選択反応モニタリング(Selected Reaction Monitoring :SRM)
  5.3 プリカーサイオンスキャン
  5.4 ニュートラルロススキャン
  5.5 ニュートラルゲインスキャン
 6. MS/MS分析のメリット
 7. MS/MS分析を行う際の手順とポイント
  7.1 全イオン検出測定による目的成分の保持時間の確認とプリカーサイオンの選択
  7.2 プロダクトイオンスキャン分析によるプロダクトイオンからのモニターイオンの選択
  7.3 最適なコリジョンエネルギーの検討
  7.4 分析メソッド作成のポイント
 8. マトリックス効果
 9. まとめ
第8章 非平衡界面での諸現象
第1節 動的光散乱   
(柴山 充弘)
 1. 散乱法による分散系の測定と評価
 2. 動的光散乱法の対象と特徴
 3. 動的光散乱法の理論背景
 4. 多分散系
 5. 応用例
 6. 多重散乱系や高吸光系を対象とした動的光散乱法
 7. おわりに
第2節 ソフトマターと中性子散乱    
(瀬戸 秀紀)
 1. ソフトマターの特徴
 2. 中性子散乱の手法
 3. 中性子小角散乱法
 4. 中性子準弾性散乱法
第3節 中性子反射率法を用いた生体模倣膜の自己組織化構造観察    
(山田 悟史)
 1. 生体模倣膜の必要性
 2. 中性子反射率法
 3. 中性リン脂質の積層膜における剥離転移の観察
 4. リン脂質ナノディスクを用いた固体支持膜の作成
 5. まとめ
第4節 小角光散乱によるμmスケールの構造観察
(西田 幸次)
 1. 光学顕微鏡と比較した小角光散乱の特徴
 2. 小角光散乱装置の光学系
  2.1 小角光散乱の測定例
  2.2 小角光散乱装置の透過光強度測定装置としての利用
 3. 試料の温度調節装置
第5節 混合溶媒の分散状態 
(高椋 利幸)
 1. 混合溶媒と溶媒クラスター
 2. 溶媒クラスターの観測
 3. SANS法による溶媒クラスターの観測
  3.1 アセトニトリル−水混合溶媒
  3.2 Ornstein・Zernikeフィッティング
 4. 混合溶媒中の溶媒クラスターの寄与
 5. イオン液体
 6. まとめ
第6節 人工細胞の設計  
(執行 航希,鈴木 由衣,M田 勉)
 1. 細胞を形づくる“やわらかい”膜
 2. 膜の構造や動きを設計する
  2.1 膜の相分離
  2.2 膜の曲げ変形
  2.3 膜孔
  2.4 膜張力
  2.5 光による膜ダイナミクスの制御
 3. 細胞表面とナノ粒子の相互作用メカニズム
  3.1 やわらかい膜へのナノ粒子吸着
  3.2 細胞表面への吸着に最適なナノ粒子形状とは?
第7節 リン脂質・界面活性剤の水和状態と自己組織化構造形成の相間  
(菱田 真史)
 1. ソフトマテリアルの自己組織化に対する水の役割
 2. 水和水の観測
 3. テラヘルツ時間領域分光法
  3.1 テラヘルツ分光
  3.2 テラヘルツ時間領域分光装置(THz-TDS)
 4. リン脂質二重膜の水和状態と膜構造の変化への関与
 5. 界面活性剤の構造転移と水和状態の相間
 6. まとめと今後に向けて
第8節 軟X線分光法 
(堀川 裕加)
 1. 軟X線の特徴
 2. 軟X線吸収分光,軟X線発光分光
 3. 軟X線分光の応用例
  3.1 軟X線分光法による液体試料の測定
  3.2 水溶液中の酢酸分子
  3.3 偏光依存性測定
  3.4 酢酸の電子状態の溶媒依存性
第9節 脂質膜の相分離 
(下川 直史)
 1. リン脂質膜
  1.1 リン脂質分子の自己組織化
  1.2 多成分リン脂質膜
  1.3 荷電リン脂質
 2. モデル生体膜での相分離
  2.1 2成分中性脂質膜
  2.2 3成分中性脂質膜
  2.3 荷電脂質膜
  2.4 相分離と膜変形の結合
 3. 相分離の理論的解釈
  3.1 中性脂質膜
  3.2 荷電脂質膜
第10節 液体の統計力学理論による分子認識・会合過程に関する研究  
(宮田 竜彦,吉田 紀生)
 1. 自由エネルギー計算の概要
 2. 分子認識に関する研究
 3. 会合過程に関する研究
 4. その他の研究例と今後の展望
第11節 濃厚イオン液体条件下におけるタンパク質の立体構造  
(竹清 貴浩,吉村 幸浩,吉田 亨次,山口 敏男)
 1. イオン液体について
  1.1 イオン液体
  1.2 イオン液体−水混合溶液のタンパク質科学への展開
 2. イオン液体−水混合溶液中におけるタンパク質の立体構造変化
  2.1 硝酸1-ブチル-3-メチルイミダゾリウム
  2.2 チオシアン酸1-ブチル-3-メチルイミダゾリウム
  2.3 濃厚イオン液体条件下でのタンパク質の立体構造
 3. 今後の展望
第12節 界面活性剤分散系を用いた高アスペクト比金ナノロッドの合成 
(武仲 能子
 1. 界面活性剤とナノ材料
  1.1 界面活性剤を利用してつくられる様々なナノ材料
  1.2 界面活性剤を利用してつくられる金ナノロッド
 2. 界面活性剤を用いた金ナノロッドの合成法
 3. 長さの制御
  3.1 長さに影響する種々のパラメータ
  3.2 界面活性剤と金イオンとの複合体
  3.3 界面活性剤濃度が金ナノロッドの長さに与える影響
  3.4 成長温度が金ナノロッドの長さに与える影響
 4. まとめと今後の課題
第13節 水/有機溶媒/塩の混合溶液で見られる新奇な臨界現象と秩序構造  
(貞包 浩一朗,牧 広祥)
 1. 拮抗的な塩を含む混合溶液
 2. 拮抗的な塩による相挙動の変化
 3. 塩を含む混合溶液の新奇な臨界挙動
  3.1 臨界現象とは
  3.2 SANSによる臨界挙動の測定
  3.3 DLSによる臨界挙動の測定
  3.4 SANSとDLSの結果の比較
 4. 塩が誘起する溶液の階層的秩序構造
  4.1 顕微鏡観察の結果
  4.2 SANSの結果
 5. おわりに


TOP へ