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2017年10月開催セミナーのお知らせ

経年プラントの劣化要因と診断・維持管理

−設備安全への技術的対応とマネジメント対応−


講 師

阪大学 大学院工学研究科 ビジネスエンジニアリング専攻 特任教授
早稲田大学
 非常勤講師

〔講師略歴〕北海道大学工学部(機械工学)卒業。住友化学株式会社 材料研究室等を経て,生産技術センター所長。住友ケミカルエンジニアリング株式会社 社長を経て,現職。共著に『リスクベース工学の基礎』(内田老鶴圃),『防食技術便覧』(日刊工業新聞社),『構造工学ハンドブック』(丸善)ほか。設備材料,診断技術,リスクベース工学,設備安全工学,設備事故影響などの分野で数多くの講演を行っている。

石丸 裕 

日 時

2017年 10月 24日(火) 10:00〜16:00

会 場

東京 御茶ノ水 中央大学駿河台記念館 5F 570号室
 (千代田区神田駿河台3-11-5 TEL.(03)3292-3111(代)) 地図はこちら

受講料
39,960円
  (1名につき-テキスト代・昼食代・喫茶代・消費税を含む)
 ◆ 1社2名以上同時お申込みの場合,1名につき34,560円
   (テキスト代・昼
食代・喫茶代・消費税を含む)
主  催
(株)テクノシステム


《 セミナー概要 》

 国内外で発生するプラント設備事故の原因の少なくとも40%は設備の経年劣化が原因と言われており,特に海外では,設備維持基準の作成やプラント安全管理のフレームワークの中に老朽化設備管理の項目を取り込むなど,組織的,技術的な対応が進んでいます。
 こうした背景を踏まえて,設備の経年劣化の材料的な機構の解説から診断,対応,管理などについて解説します。


《 プ ロ グ ラ ム 》

 1. プラント設備のAgingの背景と状況   
  
1.1 設備投資動向   
  1.2 最近の設備事故とAging

 2. 設備の経年劣化 (Aging)とは   
  
2.1 Agingの定義   
  2.2 Agingを生じる要因   
  2.3 Aging が設備、プラントに及ぼす影響
     (Structural Integrity と Business Impact)

 3. 化学プラントの構成設備とAging   
  
3.1 設備の形式(静機器、動機器、E&IE・・・)Aging様式   
  3.2 連続型製造設備とバッチ型製造設備

 4. 化学プラント設備材料のAgingメカニズム   
  
4.1 設備材料の損傷の発生と進行    
   4.1.a 素材、加工、機器製作過程に要因がある損傷(Systematic Failure)
   4.1.b 設備の供用により発生する損傷(Random Hardware Failure)  
   4.1.c バスタブカーブによる説明
  4.2 材料の様々な損傷メカニズム    
   4.2.a 機械的破壊        
         疲労、摩耗、低温脆性    
   4.2.b 高温損傷        
         高温での金属組織変化、材料の脆化、クリープ、
         熱疲労、高温疲労    
   4.2.c 水溶液腐食        
         腐食の原理と機構(簡単な電気化学)        
         全面腐食、局部腐食
          (孔食、隙間腐食、ガルバニック腐食、濃淡電池腐食、粒界腐食)
         脱成分腐食、エロージョン、微生物腐食    
   4.2.d 腐食と割れ        
         応力腐食割れ、水素脆化、水素誘起割れ    
   4.2.e 高温腐食        
         酸化、窒化、浸炭、溶融塩腐食、溶融金属脆化、水素侵食

 5. 化学プラント設備材料のAgingの検査と診断   
  
5.1 非破壊検査手法による診断
       超音波、電磁誘導(ECT・・・)、放射線、
       物理的方法(硬さ、弾性応答・・・)   
  5.2 電気化学的診断、監視   
  5.3 材料試験による方法      
       強度試験、硬さ試験、金属組織検査      
       組成分析(PMI、簡易成分チェック・・・)   
  5.4 累積損傷則による評価

 6. Aging設備への対応   
  
6.1 供用適正の評価(Fitness for Service解析)
       材質劣化の評価、減肉、き裂状欠陥の力学的評価   
  6.2 補修と改造、更新   
  6.3 Aging 設備のリスク評価とリスク基準の設備管理   
  6.4 継続使用の場合の、状態監視(Condition Monitoring)  
  6.5 Aging情報ネットワークの必要性

 7. 組織としてのAging対応   
  
7.1 管理組織と実行組織   
  7.2 プロセス安全管理フレームワークの元でのAging設備管理      
       Process Safety ManagementとそのMetrics(評価基準)   
  7.3 技術者の育成(訓練と教育)   
  7.4 外部専門家との協力   
  7.5 企業風土の醸成

 【質疑応答】

 

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