目次|泡のエンジニアリング

総目次

第1章 泡の基礎-泡の構造と性質
第1節 気泡と泡沫 <石井 淑夫>
 1. はじめに
 2. コロイド分散系としての泡
 3. 気液界面に働く力
 4. 液体自由膜の形成
 5. 泡の生成から消滅
 6. 泡沫の形態
 7. ホップフィールドの神経モデルを利用した二次元石けん膜の
   形状計算
 8. ホップフィールドネットワークによる石けん膜形状の計算

第2節 起泡性と泡の安定性 <田村 隆光>
 1. 起泡性と安定性に関与する因子
  1.1 マクロな泡体積での評価
  1.2 起泡に関わる物理的因子
  1.3 各種安定化因子の関与する膜厚み
 2. 起泡性に及ぼす物理的因子
  2.1 表面張力の時間領域
  2.2 最大泡圧法による測定方法
  2.3 表面吸着速度の解析理論
  2.4 界面活性物質の動的表面張力
  3. 泡膜の安定性に及ぼす因子
  3.1 バルクおよび表面粘性
  3.2 表面弾性とMarangoni効果
   3.2.1 Gibbs弾性
   3.2.2 Marangoni効果
  3.3 分離圧効果
  4. 泡膜物性の解析方法
  4.1 表面粘性
  4.2 液体膜の伸び性
  4.3 液体膜の薄化状態観察
   4.3.1 干渉光により観察
   4.3.2 水平膜による排液挙動の観察
   4.3.3 垂直膜による排液挙動の観察
  5. 界面活性剤水溶液の起泡性と安定性の評価
  6. 応用事例
  6.1 液体洗浄剤
  6.2 噴射型発泡製品系
 
第3節 泡膜の構造 <石井 淑夫>
 1. 液体の引張り試験
 2. 界面活性剤に覆われた液体自由膜の構造
 3. 厚い膜から黒膜へ
 4. 石けん膜の構造
 5. ポリアミノ酸やアミノ酸の吸着膜
 6. 泡の性質と物性
  6.1 泡膜の表面物性と測定
  6.2 表面粘弾性と測定装置
 7.泡膜の物性と泡
  7.1 表面粘弾性と泡寿命
  7.2 泡膜の張力
  7.3 液体膜の張力と分離圧
  7.4 表面粘弾性の測定法
  7.5 バルクの粘度と泡の性質
 8. 泡膜の観察
  8.1 写真撮影
  8.2 分光学的測定
  8.3 泡の電気測定

第4節 泡(膜内)の流体力学的性質 <辻井 薫>
 1. 泡膜内を流動させる力
  1.1 静水圧(Hydrostatic Pressure) 
  1.2 毛管圧(Capillary Pressure)
  1.3 分離圧(Disjoining Pressure)
  1.4 マランゴニー効果
 2. 泡膜内の液体の流動
  2.1 泡膜内の流体力学的挙動
   2.1.2 Reynolds流
   2.1.2 表面流れのある場合
   2.1.3 界面活性剤の影響
  2.2 乳化薄膜内における振動Dimpling現象

第5節 破泡と消泡 <辻井 薫>
 1. 泡の安定化機構の復習
 2. 破泡と消泡のメカニズム
  2.1 破泡
  2.2 消泡剤の作用機構
   2.2.1 起泡物質の表面からの除去
   2.2.2 シリコーン油/シリカ系消泡剤による消泡
   2.2.3 架橋―拡張機構
  2.3 反発力をなくす消泡
  2.4 各種消泡メカニズムの検証
   2.4.1 表面粘度の低下
   2.4.2 疎水性粒子
 
第6節 泡の物理学 <宮島 佐介>
 1. 形の議論
 2. 電気伝導率
 3. 弾性率
 4. 粘性率
 5. 透過率
 6. 表面張力の応用
 7. 今後の問題
第2章 泡の発生-相変化としてみた泡の発生
第1節 相変化を伴わない気泡発生 <柘植 秀樹>
 1. 気泡の生成方法
 2. 気泡の生成様式
  2.1 無次元群での整理
   2.1.1 蓄気室容積が気泡生成に影響しない場合
   2.1.2 蓄気室容積が気泡生成に影響する場合
  2.2 気泡の生成挙動
 3. 気泡生成モデル
  3.1 静的な気泡生成
  3.2 一段階および二段階球形気泡生成モデル
  3.3 非球形気泡生成モデル
   3.3.1 相当曲率
   3.3.2 気液界面での圧力バランス
   3.3.3 蓄気室内の圧力変化
   3.3.4 オリフィス方程式
   3.3.5 上昇気泡の運動方程式
 4. 気泡生成に及ぼす諸因子
  4.1 装置,操作因子
   4.1.1 蓄気室容積
   4.1.2 ガス流量
   4.1.3 オリフィス直径
  4.2 溶液物性に関わる因子
   4.2.1 ニュートン流体
   4.2.2 非ニュートン流体
   4.2.3 熔融金属
  4.3 ガス物性に関わる因子
   4.3.1 比熱比
   4.3.2 操作圧力
  4.4 気泡周囲液の流速
   4.4.1 並流の場合
   4.4.2 水平流あるいは十字流の場合
  4.5 液漏れ(ウイーピング)
  4.6 重力
  4.7 オリフィスの材質
 5. 気泡生成時の物質移動

第2節 機械的攪拌による気泡の分散と気液間物質移動
                    <佐藤 一省,庄野 厚>
 1. 基礎的事項
  1.1 気泡の分裂
  1.2 物質移動特性
 2. 浸漬攪拌式気液接触装置
  2.1 気泡の微細化と分散状態
  2.2 動力特性
  2.3 物質移動特性
 3. 自己吸引攪拌式気液接触装置
  3.1 装置形状
  3.2 吸引限界翼回転速度
  3.3 気相吸引流量
  3.4 物質移動特性

第3節 沸騰による気泡発生 <庄司 正弘>
 1. 沸騰による気泡発生
 2. 沸騰現象と沸騰曲線
 3. 気泡発生サイクル
 4. 気泡の発生,成長,離脱(孤立単一気泡の場合)
  4.1 発泡開始
  4.2 気泡の成長
  4.3 気泡の離脱
  4.4 休止期間(待ち時間)と気泡の離脱頻度
  4.5 発泡点密度
 5. 合体気泡の成長と離脱
 6. 気泡の発生の複雑性:非線形カオス特性

第4節  凝縮あるいは溶解を伴う気泡生成 <寺坂 宏一>
 1. 凝縮を伴う気泡生成
  1.1 ガス分散器上での2相泡の成長
   1.1.1 凝縮を伴い成長する2相泡の熱移動メカニズム
   1.1.2 直接接触凝縮の際の熱伝達係数 hD
   1.1.3 総括熱伝達係数
   1.1.4 凝縮液滴のモル数
  1.2 上昇する2相泡の凝縮
   1.2.1 2相泡の上昇速度
   1.2.2 上昇中の2相泡の熱伝達係数
   1.2.3 上昇中の2相泡内の蒸気相と凝縮液相の構成
 2. 溶解を伴う気泡生成
  2.1 ガス分散器上での溶解を伴う気泡生成
   2.1.1 気泡成長中の溶解
   2.1.2 気泡形状の変化
   2.1.3 ガス分散器から離脱時の気泡容積
  2.2 気液界面での物質移動
   2.2.1 液相中での物質移動
   2.2.2 気液界面での物質移動
   2.2.3 気相中の物質移動
   2.2.4 気泡界面を通過する成分の総括物質移動抵抗
   2.2.5 気泡内の溶質ガスの物質収支
  2.3 上昇中の気泡からの溶解

第5節  キャビテーションによる気泡の発生と成長
                         <亀田 正治>
 1. キャビテーションの初生(cavitation inception)
  1.1 均一核生成
  1.2 不均一核生成
 2. キャビテーション気泡の膨張・収縮運動を表わす式
  2.1 Rayleigh‐Plessetの式
  2.2 圧縮性流体中の気泡の運動方程式(Kellerの式)
 3. キャビテーション気泡の成長開始
  3.1 平衡状態
  3.2 Blakeの閾圧力
 4. キャビテーション気泡の成長過程
  4.1 等温過程(慣性力支配の解)
  4.2 蒸発潜熱の影響(熱輸送支配の解)
  4.3 慣性力支配の解と熱輸送支配の解の関係
 5. 不凝縮ガスの析出
  5.1 準静的な析出過程
  5.2 音場中の気泡の成長(Rectified Mass Diffusion
   5.2.1 微小(線形)振動
   5.2.2 Rectified mass diffusionの閾値
 6. 音響キャビテーションの発生

第6節 ポリマー中での相変化による気泡生成・成長
                        <大嶋 正裕>
 1. 気泡とは
 2. ポリマー中での気泡生成・成長の可視化
 3. ポリマー材料への気体の溶解・拡散
 4. ポリマー材料での気泡の生成・成長

第7節 接触による気泡の発生 <阿部 豊>
 1. 高温溶融物と低沸点液体の接触
 2. 蒸気膜
 3. トリガリング
  3.1 デトネーション理論
  3.2 自発核生成モデル

第8節 発酵における泡の発生
         <大川 輝,山際 和明,竹園 恵,吉田雅典>
 1. 微生物反応における気泡の発生
  1.1 好気的微生物反応における気体の発生
  1.2 嫌気的微生物反応における気体の発生
 2. 微生物培養操作における泡の発生
 3. 泡による障害
  3.1 泡が発酵槽内に存在することに起因する障害
  3.2 泡が流出することに起因する障害
 4. 発酵における泡の制御
  4.1 化学的消泡の特徴
   4.1.1 消泡剤の種類と使用方法
   4.1.2 消泡剤を用いる場合の問題点
  4.2 機械的消泡
   4.2.1 消泡の特徴
   4.2.2 消泡のメカニズムと機械的消泡装置の種類
    4.2.2.1 消泡のメカニズム
    4.2.2.2 機械的消泡装置の種類
 5. 機械的消泡のしやすさ
  5.1 機械的消泡の難易を表わす指標
  5.2 発泡特性項による機械的消泡の難易度の評価
 6. 機械的泡制御下における発泡性廃水の処理
  6.1 廃水処理性能
  6.2 機械的泡制御を容易にする装置形状

第9節 宇宙空間における泡の制御 <若山 信子>
 1. 勾配電場による静電気力を利用した気泡輸送
  1.1 勾配電界中の物体に作用する力
  1.2 微小重力下の気泡の輸送実験
 2. 磁気力を利用した気泡輸送
  2.1 磁気力および磁気浮力について
  2.2 磁石について
  2.3 磁気浮力を利用した気泡の輸送実験
   2.3.1 通常重力下の実験
   2.3.2 微小重力環境下の実験
  2.4 気泡を発生する化学反応への適用
  2.5 磁石利用の長所  
 3. マランゴニー対流を利用した気泡の制御
  3.1 マランゴニー対流とは?
  3.2 マランゴニー対流を利用した沸騰熱伝達の効率向上
   3.2.1 微小重力下,伝熱面における気泡の挙動
   3.2.2 非共沸混合液体と濃度差マランゴニー効果の利用
   3.2.3 ブタノール水溶液と温度差マランゴニー効果の利用
   3.2.4 ブタノール水溶液のヒートパイプへの適用(微小重力下)
   3.2.5 ブタノール水溶液のヒートパイプへの適用(通常重力下)
第3章 泡をみる-混相流の可視化
第1節 粒子追跡流速計(PTV) <村井 祐一>
 1. PTV(粒子追跡流速測定法)
  1.1 移動カメラ式PTVによる単一気泡の伴流構造の計測
  1.2 自由浮上気泡流における気泡誘起擬似乱流の計測
  1.3 物体まわりの高濃度気泡対流の計測
  1.4 浮上気泡群内の気泡間相互作用の計測

第2節 粒子画像流速計(PIV) <藤原 暁子,菱田 公一>
 1. 粒子画像流速計(PIV)による気泡流計測
  1.1 PIVの原理
  1.2 PIVの長所・短所
  1.3 一様流中の気泡周囲流動構造

第3節 レーザ誘起蛍光法 <藤原 暁子,菱田 公一>
 1. レーザ誘起蛍光法の適用  
 2. 気泡形状の認識 (Shadow Image Technique; SIT)
 3. 気泡を含む流れの流動場計測,その応用
  3.1 剪断流中の単一気泡周囲流動構造とラグランジアン計測  
 4. 希薄気泡流のPIV計測 

第4節 X線CT計測 <三澤 雅樹>  
 1. X線の発生と減衰  
 2. 画像再構成の原理
  2.1 X線の透過減衰
  2.2 平行ビームX線における投影切断面定理
  2.3 フィルタ補正逆投影法
  2.4 重畳積分法
  2.5 ファンビームへの変換
  2.6 フィルタ関数
  2.7 画像評価
 3. X線CTによる気液二相流の計測例
 4. 高速スキャン型X線CTによる混相流計測
  4.1 装置の構成と仕様
  4.2 検出器
  4.3 X線源
 5. トモグラフィの実例
  5.1 ファントムテスト
  5.2 気液二相流のボイド率分布
  5.3 流動層への適用

第5節  中性子線計測 <竹中 信幸>
 1. 放射線による可視化・計測の原理
  1.1 全断面積
  1.2 減衰係数
  1.3 ボイド率計測
 2. 中性子ラジオグラフィ
  2.1 装置と方法
  2.2 定量的計測法
 3. 可視化・計測例

第6節 NMR計測 <松井 剛一>
 1. 超高速NMR映像法の原理と方法
 2. 計測例
  2.1 上昇気泡まわりの流れの可視化
  2.2 垂直管内静止液中の上昇気泡

第7節 光ファイバープローブ計測 <齋藤 隆之>
 1. 光ファイバープローブの基本構造と基本機能
  1.1 光ファイバープローブの構造と信号特性
  1.2 気泡姿勢・気泡運動・プローブ通過位置および
     気泡検出端面の形状と出力信号との関係
   1.2.1 気泡姿勢と出力信号との関係
   1.2.2 気泡運動と出力波形の関係
   1.2.3 気泡検出端面形状と出力波形の関係
 2. 気泡計測の実際
  2.1 マルチ光ファイバープローブ
  2.2 マルチ光ファイバープローブの出力信号

第8節 固気混相流の計測技術
     ―流動層内の気泡挙動観察― <幡野 博之>
 1. 固気系流動層の流動状態
 2. 気泡計測方法の分類
  2.1 計測項目
  2.2 直接法
  2.3 気泡特性の計測方法 映像による計測
 3. 局所計測法
  3.1 層内への挿入方法
  3.2 検出原理  
 4. 巨視的計測法 内部走査法
 5. 各種測定法の適用に関する注意点
第4章 泡をみる-数値シミュレーション
第1節  気泡流の数値シミュレーション <村井 祐一>
 1. 解析モデルの選択
 2. 平均化方程式の構成
 3. オイラー・ラグランジュモデル
 4. 数値シミュレーション事例
  4.1 気泡噴流
  4.2 物体まわりの気泡流

第2節 相変化を伴う気泡の数値シュミレーション
                     <功刀 資彰>
 1. 沸騰現象の数値シミュレーション
  1.1 気泡離脱条件
  1.2 Microlayerモデル
  1.3 気泡を含む気液二相流熱流動数値解析
  1.4 MARS法による三次元解析
   1.4.1 界面体積追跡法
   1.4.2 核沸騰モデル
   1.4.3 核生成モデル
   1.4.4 サブクール・プール沸騰シミュレーションの例
  1.5 その他の核沸騰モデル
  1.6 先端シミュレーション手法

第3節 固気混相流の数値シミュレーション
                      <辻 裕>
 1. 数値シミュレーションの役割
 2. 固気混相流の泡
 3. モデリング
  3.1 連続体理論(Eulerian method)
   3.1.1 一流体モデル(One‐fluid model)
   3.1.2 二流体モデル(Two‐fluid model)
  3.2 粒子追跡理論(Lagrangian method)
   3.2.1 運動方程式
   3.2.2 衝突と接触
 4. 計算例

第4節 工業プロセスにおける数値シミュレーション
                    <松尾 嘉則>
 1. 気泡塔の概要
 2. 気泡塔の数値シミュレーション手法
 3. 気泡塔の数値シミュレーション事例
  3.1 実験の概要
  3.2 シミュレーションモデル
  3.3 シミュレーション結果
 4. 実プロセスへの適用について

第5節 泡のミクロシミュレーション(分子動力学法に
     よる気泡核発生および成長) <丸山 茂夫>
 1. 分子動力学法シミュレーション
 2. シミュレーション結果
 3. ナノスケール気泡の安定性について
第5章 ソノケミストリーとソノルミネッセンス
第1節 ソノルミネッセンスとは何か?<林 茂雄>
 1. はじめに
  1.1 音・光・気泡
  1.2 発見の歴史
  1.3 “Star in a jar.”
 2. ソノルミネッセンスのスペクトル
  2.1 発光スペクトル
  2.2 発光スペクトルの形状
  2.3 発光スペクトルの測定方法
  2.4 線スペクトル・バンドスペクトル
  2.5 線スペクトルの特徴
  2.6 二原子分子のバンドスペクトルの解釈
  2.7 連続スペクトル
  2.8 スペクトルの測定例
 3. ソノルミネッセンスの発光寿命
  3.1 発光寿命
  3.2 SBSLソノルミネッセンスの発光寿命の測定方法
 4 ソノルミネッセンスの発生方法
  4.1 超音波トランスジューサ
  4.2 超音波センサ
  4.3 超音波トランスジューサの駆動方法
  4.4 MBSLの発生方法
  4.5 SBSLの発生方法
 5 キャビテーション気泡のダイナミックス
  5.1 SBSL気泡を特徴づけるパラメータ
  5.2 SBSL気泡を明るくするには
  5.3 気泡と媒質の界面での物質移動
 6. ソノケミストリーとの接点
 7. ソノルミネッセンスの将来像

第2節 ソノルミネッセンス―理論と観察(モニタリング)
               <小塚 晃透,安井 久一>
 1. ソノルミネッセンスの理論(シングルバブル)
  1.1 気泡内温度
  1.2 気泡内に衝撃波は生成するか?
  1.3 バブル(気泡)核融合の可能性
  1.4 発光機構
 2. ソノルミネッセンスの理論(マルチバブル)
  2.1 シングルバブルとの違い
  2.2 発光機構
  2.3 ソノケミ(音響化学)ルミネッセンス
  2.4 今後の課題
 3. シングルバブルの挙動観察
  3.1 微小高速現象の観察
  3.2 ストロボを用いた気泡の観察システム
  3.3 画像処理  
 4. シングルバブルの計測
  4.1 光散乱法による計測
  4.2 実験システム
  4.3 画像と実験データ
  4.4 今後の課題

第3節 ソノケミストリーからソノプロセス <香田 忍>
 1. 超音波の化学作用
 2. ソノケミストリー
 3. ソノケミストリーのための超音波強度の定量化
 4. ソノプロセス
 5. 今後の課題

第4節 材料プロセスとソノケミストリー <榎本 尚也>
 1. ソノプロセス実験装置について
 2. ソノプロセスによる微粒子・粉体の合成
  2.1 セラミック微粒子のソノケミカル合成
   2.1.1 磁性微粒子の合成
   2.1.2 ムライト前駆体粉末の合成
   2.1.3 シリカ球状粒子のソノケミカル重合
   2.1.4 ベンゼン誘導体のソノケミカル重合による
       カーボンナノ粒子の合成
   2.1.5 ソノメカノケミストリーによる材料プロセス
  2.2 金属微粒子のソノケミカル合成
   2.2.1 カチオン還元法
   2.2.2 酸化物還元法
  2.3 超音波噴霧熱分解による微粒子合成
 3. ソノプロセスによる製膜
  3.1 電気化学的応用
  3.2 表面結晶化ガラスへの超音波処理
  3.3 気相合成プロセスでの超音波利用
   3.3.1 高真空CVDでの製膜
   3.3.2 低真空CVDでの製膜およびコイル成長  
 4. ソノプロセスによるバルク体の作製
  4.1 超音波冶金・超音波鋳造
  4.2 単結晶製造での超音波利用
  4.3 ガラス材料のソノゲルプロセス

第5節 ソノケミストリーの医療応用 <梅村 晋一郎>
 1. 超音波による生体作用と治療
 2. 音響化学作用の素過程
 3. 音響化学作用を効率的に導く音場
 4. 音響化学療法に要求される化学物質
第6章 マイクロバブルの応用
第1節 マイクロバブルの基礎 <大成 博文>
 1. マイクロバブルの定義と発生方式
  1.1 マイクロバブルとマクロバブル
  1.2 発生方式
   1.2.1 気液二相流体混合・剪断方式
   1.2.2 圧力加減制御方式
   1.2.3 細孔方式
   1.2.4 超音波方式
   1.2.5 超高速旋回方式
 2. マイクロバブルの基本的性質
  2.1 マイクロバブルの発生と分布
  2.2 上昇速度
  2.3 収縮運動
  2.4 その他の特性

第2節 コントラストエコー法 <別府 慎太郎>
 1. 超音波造影剤 なぜ気泡か
  1.1 超音波検査の医学応用
  1.2 超音波造影剤の主成分は気泡
 2. 気泡の作成
  2.1 用手攪拌法
  2.2 超音波攪拌法
  2.3 その他の作成法
 3. 気泡
  3.1 気泡径の意味
  3.2 気泡の寿命
  3.3 気泡内包ガスの出入り
 4. 超音波と気泡
  4.1 気泡からの反射
  4.2 気泡の崩壊
  4.3 音圧と気泡崩壊
  4.4 気泡の大きさと気泡崩壊
 5. 気泡の映像化
  5.1 気泡の共振
  5.2 気泡の破裂
  5.3 超音波に対する気泡の振る舞い
 6. 気泡映像法(送信方法の違いによる)
  6.1 間歇送信法
  6.2 リアルタイム映像法
 7. 気泡映像法(受信方法)
  7.1 パワードプラ法
  7.2 ハーモニック白黒映像法
  7.3 ウルトラハーモニック法
  7.4 1.5ハーモニック法
  7.5 パルスインバージョン法
  7.6 コヒーレントコントラストイメージング法
 8. 定量化
  8.1 微小循環の
  8.2 微小気泡数と輝度
  8.3 音場
 9. 臨床応用
  9.1 一般
  9.2 心血管腔の造影
  9.3 ドプラ信号の増強
  9.4 臓器組織潅流の評価
 10. 治療への応用 
  10.1 キャビテーション 
  10.2 Drug Delivery System(DDS)
  10.3 一人二役(一人二薬)

第3節 エレクトロニクスにおけるマイクロバブルの応用
              <伊東 一良,渡辺 歴>
 1. 超短光パルスと非線形光学効果
 2. 透明固体内部でのマイクロバブルの生成
  2.1 マイクロバブルとは
  2.2 マイクロバブルの生成
 3. マイクロバブルの移動と書き換えメモリ
  3.1 マイクロバブルの移動
  3.2 マイクロバブル移動のメカニズム
  3.3 マイクロバブルの結合
  3.4 マイクロバブルの集積化
 4. 回折格子の作製
 5. ガラス内部へのレンズの作製
 4. マイクロバブルの応用

第4節 マイクロバブルの工学的な利用 <高橋 正好>
 1. マイクロバブルの基礎物性
  1.1 マイクロバブルの上昇速度
  1.2 マイクロバブルの自己加圧効果
  1.3 マイクロバブルの気体溶解能
  1.4 マイクロバブルの表面電位特性
  1.5 マイクロバブルの圧壊
 2. マイクロバブルの応用例
  2.1 廃水処理技術
  2.2 殺菌技術としての応用
  2.3 マイクロバブルを利用したガスハイドレート生成
 3. マイクロバブルの将来性

第5節 水産技術への応用 <大成 博文>
 1. マイクロバブル発生技術
  1.1 マイクロバブル発生装置
  1.2 海水マイクロバブルの特徴
 2. カキ養殖効果
  2.1 広島カキとヘテロカプサ赤潮被害
  2.2 貧酸素濃度の改善
 3. ホタテ養殖効果
 4. 生理活性効果
第7章 泡の応用技術―制御・消泡
第1節 洗浄剤におけるブースター機能 <坂井 隆也>
 1. 洗浄剤と泡
 2. 界面活性剤混合系の起泡性能
  2.1 起泡性能
  2.2 複合効果
  2.3 増泡のメカニズム
  2.4 泡の改質
 3. 補助界面活性剤(泡ブースター)
  3.1 脂肪酸
  3.2 脂肪族アルコール
  3.3 アルカノールアミド
  3.4 アミンオキサイド
  3.5 アミドプロピルベタイン
 4. 高分子素材の利用
  4.1 泡性能改善メカニズム
   4.1.1 増粘効果
   4.1.2 立体保護効果
  4.2 界面活性剤との複合系
  4.3 増泡剤としての高分子化合物
   4.3.1 カチオン化セルロース
   4.3.2 カチオン化グアガム
   4.3.3 その他の高分子化合物
 5. 微粒子

第2節 泡浮上分離(浮遊選鉱と脱墨) <髙橋 広通>
 1. 産業界における泡の利用
 2. 古紙の再生処理
  2.1 インキ剥離
  2.2 インキ除去(フローテーションにおける)

第3節 食品分野における泡の制御~ホイップクリーム
     の泡の安定化機構~<大友 直也>
 1. ホイップクリームの泡の安定化機構
  1.1 ホイップクリームの製造法,組成
  1.2 乳化剤の役割
  1.3 ホイップクリームの評価
  1.4 ホイッピングの機構

第4節 各種消泡剤とその利用  <杉浦 常仁>
 1. 消泡剤の種類
  1.1 有機系消泡剤の種類
  1.2 シリコーン系消泡剤の種類
 2. 消泡機構
  2.1 泡の生成と安定化
  2.2 消泡とは
  2.3 シリコーン消泡剤の効果と特性
  2.4 消泡理論
   2.4.1 Ross/佐々木のメカニズム
   2.4.2 Kulkarniのメカニズム
   2.4.3 最近の消泡理論
 3. 弊社シリコーンのご紹介

第5節 評価法 <野田 章>
 1. 泡沫に関する起泡力の評価法
  1.1 静的な試験法
   1.1.1 流下法(Pouring method)
   1.1.2 振盪法(Shaking method)
   1.1.3 かきまぜ法(Beating Method)
   1.1.4 回転法(Rotating Method)
   1.1.5 攪拌法(Stirrng Method)
  1.2 動的な評価方法
   1.2.1 送気法(Air Injection Method)
   1.2.2 循環法(Air Injection Method)
 2. 泡沫に関する安定性の評価法
  2.1 泡沫の寿命(消失時間)の測定
  2.2 排液状態の測定
   2.2.1 排液量の直接測定
   2.2.2 水分量分布からの評価
   2.2.3 電導度・静電容量の測定
   2.2.4 核磁気共鳴イメージング(MRI)
  2.3 気泡径の分布測定
   2.3.1 直接撮影
   2.3.2 光散乱による解析
   2.3.3 圧力測定
   2.3.4 キャピラリー法
   2.3.5 光ファイバー計測
  2.4 レオロジーの測定
   2.4.1 流動特性
   2.4.2 粘弾性測定
 3. 単一気泡に関する泡生成の評価法
 4. 単一気泡の安定性評価法
  4.1 単一気泡の寿命
  4.2 膜厚の観測
  4.3 液膜のレオロジー
コラム 見開きでみる泡
・シャボン玉の教訓と愉しみの世界(1) <森 洋子>
・シャボン玉の教訓と愉しみの世界(2) <森 洋子>
・バブルメモリー <小林 和雄>
・ムクロジのシャボン玉 <阿部 道生>
・アワフキムシの泡 <阿部 道生>
・アオガエルの泡巣 <佐々木 史江>
・泡と料理 <江副 小枝子>
・新しい味覚を作る泡 <江副 小枝子>
・泡と酒類 <石井 淑夫>
・ビールの泡 <石井 淑夫>
・ワイン,泡盛,カクテルと泡 <石井 淑夫>
・気泡の除去と発生防止<石井 淑夫>
・ファインマンさんが語るシャボン玉の干渉色<石井 淑夫>
資料編 泡のメカニズムの解明と脱泡・消泡・トラブル対策
資料編 第1章 泡の発生機構と泡消し総合対策
 1. 泡の発生と泡消しの概要

資料編 第2章 泡の基礎と界面化学
 1. はじめに
 2. 気泡・泡沫の一般的とらえ方
 3. まとめ

資料編 第3章 気泡制御技術
 1. ノズルによる気泡の生成
 2. 攪拌操作に伴う気泡の生成
 3. 気泡の合一
 4. 気泡の分散

資料編 第4章 泡の動的発生機構(キャビテーション)
 1. 泡の膨張・収縮運動の基礎方程式
 2. 泡の中の混合ガスが一様な場合の方程式
 3. キャビテーションにおける泡の発生と膨張
 4. 液体の慣性力が支配する場合の泡の膨張・収縮運動
 5. 泡の境界のところでのガス拡散が支配する場合の
   泡の膨張・収縮運動
 6. 泡の境界のところでの熱拡散が支配する場合の
   泡の膨張・収縮運動
 7. 泡の並進運動

資料編 第5章 シリコーン系消泡剤の特性と機能
 1. はじめに
 2. 泡と消泡
 3. 消泡機構
 4. シリコーン消泡剤の特徴
 5. シリコーン消泡剤の種類
 6. シリコーン消泡剤の応用例
 7. おわりに

資料編 第6章 泡測定技術
 1. はじめに
 2. 泡測定の必要分野
 3. 泡測定法
 4. 泡測定法の留意点
 5. サンプリング法
 6. 泡測定の実際

資料編 第7章 脱泡技術と脱泡装置
 1. 脱泡の必要性
 2. 脱泡の原理
 3. 脱泡の実際と例
 4. 脱泡装置
 5. 脱泡技術と各種脱泡装置

資料編 第8章 工業分野における泡発生と脱泡・消泡技術
 1. 洗剤工業分野における消泡技術
 2. 繊維工業における消泡技術
 3. 紙パルプ工業分野における消泡技術
 4. はんだ付の欠絶とボイド
 5. 塗料・塗膜関連における泡発生と対策
 6. プラスチック押出工程における泡の発生と対策
 7. 泡利用における共通した界面問題