目次|燃焼生成物の発生と抑制技術

総目次

第1章 汚染物質の発生源

責任編集者
:新井紀男
第1節 汚染物質の発生源 (新井紀男 北川邦行 小林敬幸)
1.大気汚染発生の歴史
1.1 地球大気の変遷
1.2 地球上生物へのオゾン層の役割
1.3 産業革命後の代表的な大気汚染
(1) ベルギー・ミューズ渓谷での大気汚染
(2) アメリカ・ペンシルバニア州・ドノラ市での大気汚染
(3) イギリス・ロンドンでの大気汚染
(4) 日本・三重県四日市市での大気汚染
1.4 主なる大気汚染物質の性状
2.大気汚染物質の生物学的発生
2.1 二酸化炭素(CO2)
2.2 メタン(CH4)
2.3 亜酸化窒素(N2O)
2.4 硫黄化合物
3.大気汚染物質の工業的発生
3.1 工業的発生の歴史
3.2 工業的発生源の分類とその特徴
3.3 「生産活動」に伴う汚染物質の発生
3.4 酸性雨問題と今後の大気汚染抑制対策の取り組み
第2節 環境汚染物質の測定 (鈴木睦)
1.NOxの測定
2.オゾン及び光化学オキシダントの測定
3.SO2の測定
4.非メタン炭化水素の測定
5.一酸化炭素の測定
第3節 汚染物質の環境への影響 (鈴木睦)
1.NOx、NMHCの環境への影響
1.1 NOxの直接的な環境への影響
1.2 NMHCの直接的な環境への影響
1.3 光化学大気汚染
1.4 NOx/NMHC光化学反応の二次生成物の影響
2.SO2の環境への影響
2.1 SO2
2.2 硫酸性酸性雨
3.エアロゾルの環境への影響
3.1 土壌粒子
3.2 海塩粒子
3.3 黒色純炭素と多環芳香族炭化水素
4.温室効果気体とその環境への影響
第4節 汚染物質の法規制 (加納龍三)
1.大気環境基準
2.大気排出基準
2.1 硫黄酸化物
2.2 窒素酸化物
2.3 ばいじん
2.4 その他の物質
3.自動車排出ガス
第2章 NOx発生機構

責任編集者
:岡崎健
第1節 燃料中の窒素化合物 (神原信志)
1.燃料中の含有窒素の概観
1.1 各種燃料中の窒素含有率
1.2 石炭種と窒素含有率
1.3 石炭マセラル中の窒素分配
1.4 石炭中の無機窒素
2.燃料中窒素の化学的構造
2.1 窒素含有構造の種類
2.2 石炭種による窒素結合形態の存在比率
3.燃焼中の窒素分解挙動
3.1 Fuel Nの分解(揮発化)挙動
3.2 Fuel Nの放出挙動と窒素結合形態の関連
第2節 NOx生成機構 (岡崎健)
1.燃焼におけるNOx生成経路
2.Thermal NOx(Zeldovich NOx)
3.Prompt NOx
4.0Fuel NOx
第3節 N2O生成機構 (守富寛)
1.高温燃焼条件におけるN2O生成
2.低温燃焼条件におけるN2O生成
3.N2Oの生成・消滅機構
3.1 気相反応
3.2 気固反応
第4節 NOx抑制原理 (神原信志 中村恒明)
1.Thermal NOの抑制原理
1.1 Thermal NOの生成反応と抑制原理
1.2 Thermal NOの抑制方法とその原理
(1) 水、蒸気噴射
(2) 排ガス再循環(強制、自己)
(3) 二段(多段)燃焼(空気、燃料)
(4) 濃淡燃焼
(5) 予混合(希薄)燃焼
(6) 触媒燃焼
(7) 伝熱促進による火炎冷却
(8) 純酸素燃焼
2.Prompt NOxの抑制原理
2.1 Prompt NOの生成反応の特徴と抑制原理
2.2 Prompt NOxの抑制原理
(1) 水、水蒸気添加
(2) 予混合(希薄)燃焼
(3) 純酸素燃焼
3.Fuel NOxの抑制原理
3.1 Fuel NOx生成抑制の基本的な考え方
3.2 燃焼方法によるFuel NOx抑制の原理
(1) 空気比と火炎温度の影響
(2) 混合の影響
(3) 二段燃焼空気の影響
(4) 炭種の影響
4.排煙処理によるNOx抑制原理
4.1 触媒法(アンモニア接触還元法)
4.2 無触媒法
4.3 その他の方法(同時脱硫脱硝)
(1) 活性炭吸着法
(2) 電子ビーム法
第5節 N2O抑制原理と技術 (守富寛)
1.燃焼改善によるN2O抑制
1.1 補助燃料吹き込み
1.2 分解触媒粒子添加
2.排煙処理によるN2O抑制
2.1 排ガス再燃焼
2.2 加熱熱分解
2.3 酸化の促進
2.4 触媒分解
第3章 硫黄化合物の発生機構

責任編集者
:定方正毅
第1節 燃料中の硫黄化合物 (定方正毅 金熙濬)
1.硫黄、SO2、SO3の化学および物理的性質
1.1 硫黄
1.2 二酸化硫黄
1.3 三酸化硫黄
2.石炭中の硫黄化合物の生成と形態
2.1 無機硫黄の生成と形態
2.2 有機硫黄の生成と形態
2.3 硫黄の形態別及び状態別定量法
(1) エシュカ法
(2) 燃焼容量法
3.液体燃料中の硫黄化合物の形態
第2節 燃焼及びガス化プロセスからのSOx、H2S、COS、CS2の
     生成                      (定方正毅 金熙濬)
1.燃焼プロセスからのSOxの生成
2.燃料中硫黄の反応
2.1 黄鉄鉱(無機)硫黄の反応
2.2 有機硫黄の反応
3.ガス燃料の火炎中での硫黄の酸化反応
4.石炭燃焼によるSOx、H2S、COS、CS2の生成
5.石炭ガス化プロセスからのSOx、H2S、COS、CS2 の生成
第3節 硫黄化合物の除去反応 (定方正毅 金熙濬)
1.ガス燃料の脱硫反応
1.1 乾式法
1.2 湿式法
2.重油からの事前脱硫反応
2.1 脱硫反応
2.2 直接脱硫法
2.3 間接脱硫法
3.石炭からの事前脱硫反応
3.1 微生物による脱硫
4.燃焼炉内でのSO2除去反応
4.1 脱硫剤吹き込み法
(1) 化学平衡論的考察
(2) 速度論的考察
(3) CaO超微粒子を用いた脱硫反応
4.2 流動層炉内脱硫法
4.3 石炭ブリケットによる自動脱硫法
5.燃焼排ガス中でのSO2除去反応
5.1 湿式SO2除去反応
(1) 水酸化ナトリウム・炭酸ナトリウム水溶液吸収法
a) 硫酸ナトリウム廃棄法
b) 排液をそのまま利用する方法
c) 亜硫酸ナトリウム、硫酸ナトリウムを固体として回収する方法
d) SO2回収方法
e) 石膏を回収する方法
(2) 酢酸ナトリウム水溶液吸収法
(3) アンモニア吸収法
a) 硫安回収法
b) SO2・硫黄回収法
c) 石膏回収法
(4) 希硫酸吸収法
(5) 石灰、消石灰スラリー吸収法
(6) 水酸化マグネシウムスラリー吸収法
(7) 亜硫酸カルシウム・亜硫酸マグネシウムスラリー吸収法
5.2 乾式SO2除去反応
(1) 活性炭吸着法
(2) 酸化銅、酸化鉄吸収法
(3) 活性酸化マンガン吸収法
(4) 他の金属酸化物吸収法
5.3 半乾式排煙脱硫方法
第4節 SO3の抑制反応 (定方正毅 金熙濬)
1.熱力学的平衡論による理論転化率
2.火炎の中でのSO3生成及び空気比によるSO3制御
3.触媒作用によるSO2のSO3への転化反応
4.SO3によるボイラ腐食
第5節 H2S除去反応 (定方正毅 金熙濬)
1.高温還元性ガスのH2S除去反応
1.1 カルシウム系脱硫剤による脱硫反応
1.2 鉄系脱硫剤による脱硫反応
1.3 銅系脱硫剤による脱硫反応
2.低温還元性ガスのH2S除去反応
第4章 すす発生機構

責任編集者
:新井雅隆
第1節 すす及び微粒子の特性 (新井雅隆)
1.すす及び微粒子の分類
1.1 燃焼により生成されるすす
1.2 液体粒子と固体粒子
1.3 炭素粒子の結晶構造
1.4 塵埃とフライアッシュ
2.粒子の特性
2.1 粒子形状の表し方
2.2 粒径分布の表し方
2.3 粒子の運動特性
2.4 光学的特性
3.すすの特性
3.1 すすの成分
3.2 すすの形態
3.3 気相析出型のすす
3.4 液相析出型のすす
3.5 残炭型のすすと灰分
3.6 炭素状微粒子とエアロゾル
第2節 すすの発生 (新井雅隆)
1.すすの生成機構
1.1 基本メカニズム
1.2 C2、C3ラジカル説
1.3 一酸化炭素説
1.4 有機化合物の重縮合説
1.5 核の表面反応説
1.6 不安定大分子説
1.7 微粒子への生長
2.火炎からのすすの発生
2.1 輝炎と不輝炎
2.2 予混合ガス火炎
2.3 ガス拡散火炎
2.4 液滴火炎
2.5 噴霧火炎
2.6 微粉炭燃焼
3.ディーゼル機関から排出されるすす
3.1 ディーゼル機関内でのすす生成の経過
3.2 燃焼室内の炭素状微粒子濃度の測定
4.すすの生成モデル
4.1 炭素状微粒子生成過程のモデル
4.2 すすの酸化モデル
4.3 すす発生の予測計算モデル
第3節 すすの抑制技術 (新井雅隆)
1.すす抑制の基礎技術
1.1 火炎内におけるすす生成の抑制
1.2 当量比の制御
1.3 火炎温度
1.4 微粒化の促進
1.5 排ガス再循環
1.6 燃料添加物
1.7 電界・磁界・音場等によるすす生成の抑制
1.8 ラジカルによるすすの抑制
2.すす酸化の基礎技術
2.1 火炎内のすすの酸化速度
2.2 噴霧火炎内のすすの酸化
2.3 ディーゼル燃焼におけるすすの酸化
2.4 微粉炭燃焼における酸化促進
第4節 燃焼器及び炉内燃焼からのすす発生 (新井雅隆)
1.航空機用ガスタービン燃焼器における排煙濃度低下技術
2.燃料特性とすす生成の関係
3.噴霧の不輝炎燃焼によるすすの抑制
4..燃焼炉の制御技術とすす抑制
第5章 その他の有害排出物質

責任編集者
:小椋弘治
第1節 炭化水素類 (小椋弘治)
1.炭化水素類の発生
1.1 酸素不足
1.2 温度不足
1.3 滞留時間不足
1.4 ガス混合不足
2.多環芳香族炭化水素(PAH)
2.1 多環芳香族炭化水素(PAH)の特性
2.2 多環芳香族炭化水素(PAH)の生成
3.炭化水素類の抑制技術
3.1 酸素の確保
3.2 温度の確保
3.3 滞留時間の確保
3.4 混合強化
4.炭化水素類の処理技術
4.1 悪臭
4.2 脱臭技術
(1) 水洗方式
(2) 活性炭吸着方式(物理吸着方式)
(3) 酸・アルカリ吸収法(薬液吸収方式)
(4) イオン交換樹脂法(化学吸着方式)
(5) 直接燃焼法(燃焼方式)
(6) 触媒酸化法(燃焼方式)
(7) 固定化微生物脱臭(生物学的方式)
(8) 濃縮技術
第2節 一酸化炭素 (小椋弘治)
1.一酸化炭素の特徴
2.一酸化炭素の発生
3.一酸化炭素の燃焼
4.家庭用燃焼機器
第3節 ダイオキシン類 (小椋弘治)
1.ダイオキシン類
1.1 名称
1.2 特性
1.3 毒性
1.4 ダイオキシン類発生防止等ガイドライン
2.ダイオキシン類の発生
2.1 発生源と排出パターン
2.2 発生形態
2.3 ダイオキシン類の発生との相関性
2.4 ダイオキシン類の発生反応
(1) de novo synthesis
(2) クロロフェノール等を前駆体とする説
3.ダイオキシン類の抑制技術
3.1 ダイオキシン類の抑制技術
3.2 燃焼過程での抑制技術
(1) 完全燃焼
(2) 安定燃焼
3.3 熱回収・ガス冷却過程及び集塵過程での抑制技術
4.ダイオキシン類の処理技術
4.1 ダイオキシン類の捕集技術
4.2 ダイオキシン類の分解技術
(1) 焼却法
(2) 熱分解法
(3) 光分解法
(4) 化学的分解法
(5) オゾン分解法
(6) 超臨界水分解法
(7) 生物分解法
(8) 触媒酸化分解法
第4節 塩化水素 (小椋弘治)
1.塩化水素の特性
2.塩化水素の発生
2.1 有機系塩素化合物からの塩化水素の生成
2.2 無機系塩素化合物からの塩化水素の生成
3.塩化水素処理技術
3.1 前処理技術
3.2 後処理技術
3.2.1 湿式法
3.2.2 乾式法
第5節 水銀 (小椋弘治)
1.水銀の特性
2.水銀の発生
3.水銀の処理技術
3.1 湿式法
3.2 乾式法
第6章 数値解析技術

責任編集者
:三浦隆利
第1節 シミュレーションの概要 (三浦隆利 古畑朋彦)
1.シミュレーションの目的
2.支配方程式
3.離散化手法
4.乱流モデル
5.乱流燃焼モデル
6.輻射伝熱解析法
7.噴霧流解析法
7.1 オイラー法
7.2 ラグランジェ法
7.3 オイラー法とラグランジェ法の比較
7.4 噴霧滴の伝熱・蒸発モデル
8.噴霧燃焼シミュレーション例
第2節 NOx数値計算 (三浦隆利 古畑朋彦)
1.燃焼シミュレーションによるNO濃度分布の推算
1.1 Thermal NO
1.2 Fuel NO
1.3 Prompt NO
1.4 燃焼器内NOx濃度分布のシミュレーション例
2.化学動力学計算によるNOx反応機構の解明
第3節 SOxの数値計算 (三浦隆利 古畑朋彦)
第4節 すすの数値解析 (三浦隆利 古畑朋彦)
1.反応動力学計算によるすす生成機構の検討
1.1 多環芳香族炭化水素モデル
1.2 炭素クラスターモデル
2.燃焼シミュレーションで用いられるすす生成・酸化モデル
2.1 すす生成モデル
2.2 すす酸化モデル
第7章 燃焼生成物の装置のスケールアップの影響

責任編集者
:宮前茂広
第1節 燃焼装置のスケールアップ (宮前茂広)
1.燃焼装置のスケール則
1.1 フローパターンの相似性
1.2 混合特性のスケール効果
第2節 燃焼生成物のスケール則の影響 (宮前茂広)
1.装置容量と燃焼生成物の関係
1.1 発電用ボイラ
1.2 中小型ボイラ
2.バーナのスケール則と燃焼生成物への影響
2.1 油燃焼での評価
2.2 微粉炭燃焼での評価
第3節 燃焼生成物抑制法でのスケールの影響 (宮前茂広)
1.火炎後流でのNOx分解に関わる装置スケールの影響
1.1 二段燃焼噴流のスケールへの影響
1.2 リバーニング燃料のスケールへの影響
2.火炎内NOx還元のスケールの影響
第8章 石炭の燃焼

責任編集者
:宮前茂広
第1節 石炭の性状と特徴 (宮前茂広)
1.石炭の性状
2.燃焼生成物発生の現状
2.1 NOx、N2O生成の現状
2.2 SOx生成の現状
2.3 CO生成の現状
2.4 フライアッシュ、クリンカアッシュ生成の現状
2.5 石炭中のトレース元素排出の現状
第2節 微粉炭燃焼時の抑制技術 (宮前茂広)
1.低NOx燃焼技術
1.1 低NOxバーナ技術
1.2 二段燃焼技術
1.3 排ガス再循環技術
1.4 石炭性状の影響
2.炉内脱硫技術
2.1 炉内石灰石注入脱硫技術
2.2 簡易脱硫技術
3.フライアッシュ未燃分の抑制技術
3.1 未燃分の影響因子
3.2 未燃分の抑制技術
(1) 微粉炭粒子サイズ制御による未燃分の抑制
(2) 燃焼制御による未燃分の抑制
第3節 流動層燃焼時の抑制技術 (守富寛)
1.低NOx燃焼技術
1.1 バブリング流動層燃焼
1.2 循環流動層燃焼
1.3 加圧流動層燃焼
2.炉内脱硫技術
2.1 バブリング流動層燃焼
2.2 循環流動層燃焼
2.3 加圧流動層燃焼
3.N2Oの生成抑制技術
3.1 燃焼条件のN2O発生への影響
3.2 炉内脱硫のN2O発生への影響
3.3 N2Oの生成抑制
第4節 その他の燃焼時の抑制技術 (土本信孝)
1.ストーカ燃焼
1.1 ストーカ燃焼の特徴
1.2 ストーカ燃焼の燃焼生成物
(1) 煤塵
(2) 硫黄酸化物
(3) 窒素酸化物
1.3 スプレッダ・ストーカ燃焼のNOx抑制技術
(1) 排ガスO2とNOxの関係
(2) 排ガス再循環によるNOx低減効果
2.石炭ガス化
2.1 ガス化炉
2.2 ガス精製
(1) 固体粒子の除去
(2) 硫黄化合物の除去
(3) ハロゲン化合物、アルカリ金属の除去
2.3 ガス化システムからの大気汚染物質の現状
2.4 ガス化ガスの燃焼器からの燃焼生成物
第5節 腐食防止対策 (梶ケ谷一郎)
1.燃焼条件の腐食発生への影響
1.1 燃焼生成物
(1) 硫黄
(2) アルカリ金属(Na、K)
(3) 塩素(Cl)
(4) その他の燃焼生成物(Ca、Mg、Fe、Si、Ti、Al)
1.2 腐食発生のメカニズム
(1) 過熱器、再熱器管の高温腐食
① アルカリ硫酸塩錯化合物による高温腐食
② 塩素による腐食
(2) 火炉壁管の腐食(硫化鉄、還元性ガスによる腐食)
2.腐食防止対策
2.1 ボイラの腐食防止対策
(1) 過熱器管・再熱器管の高温腐食防止対策
(2) 火炉壁管の硫化腐食防止対策
1) 石炭供給系統及び空気供給系統の新設計
2) 二重管、高Cr溶射材料などの被覆材料の適用
2.2 石炭ガス化ガスの腐食問題と防止対策
(1) 腐食の機構
1) 高温硫化腐食
2) プラント停止時の湿食
(2) 腐食防止対策
第9章 液体燃料の燃焼

責任編集者
:佐藤一教
第1節 液体燃料の性状と汚染物質発生の現状 (佐藤一教)
1.液体燃料の分類
1.1 石油系燃料
(1) 原油
(2) ガソリン
(3) 灯油
(4) ジェット燃料
(5) 軽油
(6) 重油
(7) ナフサ(Naphtha)
(8) 超重質油・劣質残渣・アスファルト
(9) 副生燃料
1.2 石炭スラリー燃料
(1) COM
(2) CWM
1.3 エマルジョン燃料
(1) 一般的なエマルジョン燃料
(2) オリマルジョン
1.4 代替燃料
(1) メタノール
(2) エタノール
(3) 植物油
1.5 産業廃棄物
(1) 化学廃棄物
(2) 食品廃棄物
(3) 廃油、スラッジ
(4) 可燃分を含まない廃液の処理
2.代表的な汚染物質
2.1 窒素酸化物(NOx)
2.2 硫黄酸化物(SOx)
2.3 煤塵
2.4 すすとCO
3.燃焼技術
3.1 ボイラや工業炉の燃焼技術
(1) 低過剰空気燃焼
(2) 濃淡燃焼
(3) 二段燃焼
(4) 炉内脱硝
(5) 排ガス再循環
(6) 低NOxバーナ
(7) アトマイザ
(8) 水添加
3.2 ガスタービンにおける燃焼技術
(1) 低NOx燃焼法
1) 水・水蒸気噴射法
2) 乾式法
(2) 燃料噴射弁
3.3 ディーゼル期間の燃焼技術
(1) エマルジョン燃料利用
(2) 水層状噴射
(3) 燃料噴射遅延
(4) マルチインジェクタ噴射
(5) 微粒子除去法
3.4 その他
(1) 家庭用石油ストーブ
(2) 廃液処理バーナ
(3) 回収ボイラにおける黒液燃焼
4.トピックス及び新技術
4.1 油・水混合バーナ
4.2 噴流混合型バーナ
4.3 減圧沸騰微粒化法
第2節 液体噴霧燃焼時の抑制技術 (平井哲郎)
1.噴霧燃焼における汚染物質生成の特徴
2.液体微粒化技術と燃料噴射弁の構造
2.1 液体微粒化の目的と方法
2.2 渦巻噴射弁の構造と特性
2.3 二流体噴射弁の構造と特性
3.燃焼技術とバーナの構造
4.NOx対策を中心とした抑制技術
4.1 Thermal NOx低減燃焼
4.2 Fuel NOx低減燃焼
第3節 スラリー燃料の噴霧燃焼時の抑制技術 (津村俊一)
1.スラリー燃料の種類
1.1 COM
1.2 CWM
2.CWMの微粒化技術
2.1 噴霧燃焼方式
2.2 気液比及び噴射速度の影響
2.3 噴出孔長さの影響
2.4 噴出孔配列の影響
2.5 CWMのレオロジー特性と噴霧液滴径
3.CWM燃焼の抑制技術
3.1 CWMの燃焼形態
3.2 CWM燃焼の抑制技術
3.3 NOx低減技術
3.4 未燃分低減技術
4.運用上の考慮事項
4.1 詰まり対策
4.2 摩耗対策
第4節 内燃機関の燃焼時の抑制技術 (斎藤昭則)
1.内燃機関における課題
1.1 規制排気物質
1.2 排気規制の現状
1.3 自動車用内燃機関に対する課題
2.ガソリン機関の有害排出物抑制技術
2.1 空燃比と排気特性
2.2 排気触媒の浄化特性
2.3 空燃比の制御技術
2.4 燃料噴霧の性状と排気特性
3.ディーゼル機関の抑制技術
3.1 ディーゼル機関の有害排出物質
3.2 ディーゼル機関の排出物質抑制技術
3.3 燃料噴射の制御
第5節 廃液の燃焼時の抑制技術 (河内敏)
1.廃液の種別と適用できる焼却法
1.1 低COD有機廃液
1.2 自燃性廃油
1.3 高COD有機廃液
1.4 無機塩含有高COD有機廃液
1.5 有機塩素化合物廃液
1.6 実験、研究廃液
2.焼却設備の概要
2.1 噴霧焼却炉
2.2 流動層燃焼炉
2.3 ロータリーキルン
3.抑制技術
3.1 有害物質を含む廃液をボイラで焼却する場合の抑制技術
(1) 廃液をボイラで処理するための注意事項
(2) ボイラでの廃液燃焼時の有害物質調査
3.2 噴霧焼却炉での不完全燃焼生成物(PIC)の抑制
(1) PIC発生のメカニズム
(2) 有機塩素化合物の燃焼結果
(3) トリクロロエチレンの焼却設備維持管理基準
(4) PICの発生を抑制するチェックポイント
3.3 液中燃焼炉(燃焼ガス水槽吹き込み型燃焼炉)での廃液処理技術
3.3.1 無機塩含有廃液の焼却
3.3.2 実験、研究廃液の無害化処理技術
第10章 ガス燃焼

責任編集者
:中村恒明
第1節 小型燃焼機器における生成物の抑制技術 (長谷耕志)
1.小型燃焼器に応用される燃焼法
2.CO及びNOx生成特性
2.1 ブンゼンバーナ
(1) CO生成特性
(2) NOx生成特性
2.2 予混合燃焼
(1) CO 生成特性
(2) NOx生成特性
2.3 濃淡燃焼
(1) 濃淡燃焼の原理と特徴
(2) CO生成特性
(3) NOx生成特性
第2節 ガスタービン燃焼器における生成物の制御技術 (矢作正博)
1.ガスタービンの概要
1.1 ガスタービンの用途
1.2 ガスタービンの構造
1.3 ガスタービンの性能
2.ガスタービンにおける燃焼
2.1 燃焼器の構造
2.2 ガス燃料の特徴と生成物質
3.ガスタービンにおける低NOx技術
3.1 低NOx技術の種類
3.2 実用化された主な低NOx技術
(1) 水・水蒸気噴射の原理と特徴
(2) 触媒脱硝の原理と特徴
3.3 開発中の低NOx技術
(1) 希薄予混合燃焼原理と特徴
(2) 希薄予混合燃焼の技術課題
(3) 希薄予混合燃焼の実例
① マルチバーナ型燃焼器
② ダブルスワーラ型燃焼器
③ SoLoNOx燃焼器
第3節 触媒燃焼による生成物抑制技術 (貞森博己)
1.触媒燃焼の原理と特徴
2.触媒燃焼技術の概要
2.1 拡散触媒燃焼法
2.2 予混合触媒燃焼法
3.燃焼触媒
3.1 拡散燃焼用触媒
3.2 予混合燃焼用触媒
4.予混合触媒燃焼の応用研究と燃焼生成物の抑制
4.1 大型発電用ガスタービン燃焼器への応用
4.2 定置型小型コージェネレーション用ガスタービンへの応用
4.3 自動車用ガスタービン燃焼器への応用
4.4 民生用暖房機への応用
第4節 高温予熱空気燃焼における生成物の制御技術 (仲町一郎)
1.高温予熱空気燃焼
2.予熱空気温度とNOxの生成
3.一般的なNOx制御技術
4.FDI燃焼
4.1 FDI燃焼について
4.2 FDIノズルの構成
4.3 超FDI燃焼
4.4 燃料及び空気噴流と炉内ガスの流れ
4.5 NOx生成への影響因子
5.実施例
5.1 加熱炉用FDIバーナ
5.2 FDIリジェネレイティブシステム
5.3 新FDIリジェネレイティブシステム
第11章 廃棄物燃焼

責任編集者
:西川進
第1節 廃棄物の性状と燃焼技術 (西川進)
1.分類と処理法
1.1 都市ごみ
(1) 排出量
(2) ごみ組成
(3) ごみ処理
1.2 産業廃棄物
(1) 排出量
(2) 産業廃棄物処理
2.燃料的性状
2.1 性状
(1) 都市ごみ
(2) 下水汚泥
(3) その他
2.2 燃焼特性
3.燃焼技術
3.1 焼却システム
3.2 ストーカ炉
3.3 流動床炉
3.4 ロータリーキルン
4.燃焼生成物
4.1 HCl、SOx
4.2 NOx
4.3 ダイオキシン類(DXN)、CO
4.4 重金属類
第2節 窒素化合物抑制技術 (藤間幸久)
1.廃棄物の構成
1.1 組成
1.2 元素分析
1.3 固定炭素/揮発分比
1.4 窒素含有量
2.燃焼炉とNOxレベル
3.燃焼炉内NOx発生過程
4.NOx抑制燃焼と課題
5.排煙脱硝技術と課題
6.亜酸化窒素N2O
第3節 塩素等のハロゲン化合物の発生と抑制技術 (小川弘)
1.ハロゲン化合物の構成
1.1 フッ素含有廃棄物
1.2 塩素及び臭素含有廃棄物
1.3 都市ごみ中ハロゲン化合物の構成
2.ダイオキシン類の生成と抑制
2.1 有機ハロゲン化合物の発生過程
(1) ダイオキシン類(PCDDs&PCDFs)
(2) コプラナーPCB(Co-PCBs)
(3) ハロゲン化芳香族炭化水素
(4) 低級ハロゲン化炭化水素
2.2 ダイオキシン類の生成機構
(1) 燃焼過程におけるダイオキシン類の生成
1) 一次燃焼におけるダイオキシン類の発生挙動
2) 二次燃焼によるダイオキシン類の低減効果
(2) 熱回収・ガス冷却過程におけるダイオキシン類の生成
(3) ごみ焼却炉におけるダイオキシン類の発生機構
1) 燃焼過程におけるダイオキシン類の発生機構
2) 熱回収・ガス冷却過程におけるダイオキシン類の発生機構
2.3 ダイオキシンの抑制燃焼技術
(1) ストーカ式ごみ焼却炉
1) 炉内ガス混合の改善
2) 自動燃焼制御
(2) 流動床式ごみ焼却炉
1) 緩慢流動化
2) 二次空気による混合促進
3) 自動燃焼抑制
2.4 排ガス中ダイオキシン除去技術
(1) 集塵の低温化及び効率化
1) 集塵の低温化
2) 集塵の高効率化
(2) 活性炭等による高効率除去
1) 活性炭吹き込みバグフィルタ
2) 活性炭吸着塔
3) 脱硝触媒(SCR)
(3) ダイオキシン抑制添加剤
3.難分解性有機ハロゲン化合物の燃焼・熱分解技術
3.1 フロン等の分解技術
3.1.1 規制物質及び規制措置
3.1.2 フロン等の燃焼・熱分解技術
3.2 PCBの分解技術
(1) PCB関係廃棄物:特別管理廃棄物
(2) PCBに関する環境規制
(3) PCBの燃焼熱分解技術
3.3 トリクロロエチレン等の分解技術4
(1) 処理基準及び環境規制
① 焼却施設の維持管理基準
② 排水基準等
③ 排ガス基準等
(2) トリクロロエチレン等の燃焼熱分解技術
第4節 固形燃料化(RDF)とその利用 (西川進)
1.固形燃料化技術の沿革
1.1 分類と位置づけ
1.2 RDFの特長
2.RDFの製造と利用システム
2.1 製造技術
2.1.1 製造プロセス
2.1.2 製造施設
2.2 燃焼特性
2.2.1 基本特性
2.2.2 燃焼実験
2.3 利用システム
2.3.1 RDF化の目的
2.3.2 利用システム
3.今後の展望
第5節 排ガスと捕集灰の処理技術 (魚屋和夫)
1.排ガス性状
2.排ガス処理技術
2.1 バグフィルタ
(1) バグフィルタ方式における反応集塵の原理
(2) 酸性ガス、水銀除去効果
(3) ダイオキシン除去
(4) 脱硝性能
2.2 脱硝バグフィルタ
(1) プロセスと原理
(2) 実機運転性能
2.3 電子ビーム方式
3.捕集灰の性状
4.捕集灰処理技術
4.1 セメント固化法
4.2 薬剤処理法
4.3 酸その他の溶媒による安定化法
4.4 溶融固化法
第12章 排煙処理技術

責任編集者
:宮前茂広
 
第1節 排煙脱硝装置 (幸村明憲)
1.脱硝プロセス
1.1 プロセスの原理
1.2 プロセスの特長
1.3 適用分野
2.脱硝触媒
2.1 触媒種類
(1) 形状
(2) 組成
2.2 触媒性能
(1) 触媒性能の影響因子
(2) 性能計算式
2.3 触媒性能の経時変化
(1) 経時劣化の要因
(2) 触媒の寿命
2.4 副反応
(1) NH3酸化反応
(2) SO2酸化反応
2.5 NO2の除去
2.6 N2Oの除去
3.脱硝装置の計画
3.1 システム計画
(1) 酸性硫安の析出
(2) 処理ガス温度の低下
(3) 脱硝触媒の副反応
(4) リークNH3の混入
3.2 脱硝反応器
3.3 アンモニア注入設備
(1) アンモニア注入設備系統
(2) 還元剤
(3) アンモニア注入装置
(4) アンモニア注入制御
第2節 排煙脱硫装置 (井上博雄 田中雅)
1.湿式脱硫技術
1.1 脱硫プロセスの種類
1.2 石灰石・石膏法
(1) 脱硫方式の選定
(2) 脱硫性能
(3) 主要機器の計画
1) 脱塵塔・吸収塔
2) ガス・ガス・ヒータ(GGH)
3) 脱硫通風機
4) 石膏脱水機
(4) 腐食・摩耗と材料選定
2.乾式脱硫技術
2.1 石炭ガス化ガスの脱硫処理技術
(1) 脱硫プロセスの種類
(2) 高温乾式脱硫プロセスの概要
3.同時脱硝脱硫技術
3.1 活性炭式脱硝脱硫技術
(1) 処理プロセス
(2) 開発工程
(3) 実証試験結果
3.2 電子ビーム式脱硝脱硫技術
(1) 技術の概要
(2) 実証試験結果
(3) 評価
第3節 集塵装置 (池野榮宣 牧野尚夫)
1.電気集塵器
1.1 電気集塵器の原理
1.2 電気集塵器の性能
1.3 ダスト性状の電気集塵器性能への影響
1.4 電気集塵器における新技術
(1) 間欠またはパルス荷電式電気集塵器
(2) 移動電極式電気集塵器
(3) 半湿式電気集塵器
2.バグフィルタ
2.1 装置の種類と選定
2.2 装置の計画
2.3 有害物質除去システム
2.4 制御技術
(1) 反応性能が低下しない程度に払い落とし操作をする「差圧制御」
(2) 反応生成物の潮解による圧力損失の上昇を防止する「温風循環」システム
(3) 反応性能を維持するための「温度制御」
3.セラミックポーラスフィルタ
3.1 概要
3.2 集塵性能
3.3 圧力損失特性
3.4 課題
第4節 捕集灰の処理技術 (篠崎貞行)
1.石炭灰の処理技術
1.1 石炭灰の処理、分級、輸送
(1) 灰処理の基本システム
(2) 灰処理システムの種類と特徴
(3) フライアッシュの分級
(4) クリンカアッシュの分級(製品管理)
(5) 石炭灰の主な輸送方法
2.石炭灰の利用技術
2.1 石炭灰発生量及び分野別有効利用量
2.2 利用技術の分類
2.3 セメント分野における石炭灰の利用
2.4 骨材分野への利用
(1) 骨材分野における石炭灰の利用
(2) コンクリート用骨材への利用
(3) 人工軽量骨材(ALA)への利用
2.5 建築分野への利用
(1) 建築分野における石炭灰の利用
(2) 気泡コンクリート(ALC)への利用
(3) 内外壁材
2.6 土木分野への利用
(1) コンクリートにおける石炭灰の利用
(2) 充填材における石炭灰の利用
(3) 道路材料における石炭灰の利用
(4) 盛土材(路体)における石炭灰の利用
(5) その他大量利用技術
2.7 農業水産分野への利用
(1) 農林水産分野における石炭灰の有効利用
(2) ケイ酸加里肥料
(3) その他の普通肥料
(4) 土壌改良資材(土壌改良材)
(5) 人工漁礁
2.8 その他分野への利用
(1) 物理的処理による有価物の回収(磁選によるマグネタイト回収)
(2) アルミナ
(3) 石炭灰利用乾式脱硫
(4) 石炭灰のゼオライト化
(5) 高分子材料(ゴム・プラスチック)の混和材・充填材
(6) クリンカアッシュの水浄化材